この経験がどうか報われますように。
オミクロン株の大流行により、例外にもれず在宅介護の現場は大変なことになっています。
デイサービスや施設・病院での感染者の報告。それはすなわち利用者の通所サービス利用の機会が減ってしまうということ。
デイサービスに行かない選択をするということは、訪問系サービスの需要が増えるということ。
毎日併設の訪問介護部門の利用申し込みは絶えず、過去最高の売り上げをたたき出す勢いです。
当然、スタッフの負担は増える、休憩も取れない、残業ありきのシフト。
それでも使命を果たすために立ち向かうチームは私にはアベンジャーズそのもの、に見えるのです。
この大変な日々が、いつか報われてほしい。
そんな気持ちでいっぱいになります。
おそらく、今は緊急事態の中で、みんなが結束し張りつめて仕事に打ち込んでいるけれど、どこかでこの緊張の糸が切れたら…。
疲れ果ててしまったら…。
そんな時は、どうか周りにつらい、しんどいと素直に言える環境があってほしいと思うのです。
それは決して甘えではなく、心からの叫びであると受け止めたい。
売り上げよりも大事にしたいものが私たちにはある、そう胸を張って言えるように。
目の前の利用者も大事、そしてその人たちを支えるケアスタッフも大事。
どうか、この激動の日々が報われますように、と祈り
今自分にできることを、せめて私から感謝と労いの言葉をかけていきたい。
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