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【完】ワークマンの「ファイングリップシューズ」をべらぼうに履きやすくしたい:q ~まごころを君に~

こばです!

【ワークマンの「ファイングリップシューズ」をべらぼうに履きやすくしたい】この企画も今回で終了です。とりあえず、こんな感じかなぁという調整でまとまりました!


結論から言うと

「歩く用の靴底ではないので、多少の動きにくさはある。ただ、問題なく履いて歩けるレベル。そこらの適当な靴より履きやすい。」

※3部構成の3作目です。
はじめての方は前回、前々回から見ると分かりやすい。


今までのまとめ


時は戦国!!!!

 数多の戦国武将たちが天下を賭けての、戦いに明け暮れていた。
 “戦国最強”とうたわれた騎馬隊をもつ武田軍が滅亡し、織田、徳川などの新勢力が台頭――

というものではなく、ざっくりこんな感じで

  • 幅の問題

  • 踵の抜け感

  • 足の指の使いやすさ

に対策してきたのが今までのハイライト

変えたのは3つ

  1. 変則タンパッドの追加

  2. 外側縦アーチを横からサポートするパッド

  3. 踵の内側への傾きを抑えるパッドの追加

※きほん的に自作です。

こば式変則タンパッド

まず、足の甲に横線を引いたとき、その高低差は歪です。

  • 足の親指側は高く

  • 足の小指側は低い

だいたいの人はこのような足の形をしています。
そして、なだらか。

これの意味するところは、

「普通のタンパッドを入れても
低い側は一生合わない」

ここが合わなかったんですよね。

ですので、こんな風に

足の外半分のタンパッドを追加
これだけでも、ずいぶんと足にフィットしました。

人類に合いやすいタンパッドの完成です


歩きやすい!!
※実験用ですので、やや雑。


外側縦アーチを横からサポート

小さなパッドですが、蹴り出し時の
フィッティングがもっと良くなりました!

本当に小さいけれど楽です。

詳しくはこちらから


踵の内側への傾きを抑えるパッドの追加

これによって土踏まずを支える!
というか、土踏まずが変に潰れにくいようにする調整です。

小さいけど結構効きます。

単純に終わらず連動させるのがこば式


今までこういう風に「踵を抜いたシート」を入れていました。
全体的に厚みが欲しいけれど、インソールで踵も高くすると

「踵が抜けやすい問題」への対策であり・・・

「立位時の足の角度を平行に近づける」対策

(わたしは前後で高低差のある靴が苦手です。歩きにくく感じます。
これも全て履きやすすぎる自作ワラーチのせい)

靴の前後の高低差

これとさっきの、内側アーチパッドが重なるように貼ると・・・

これで、足の外側と内側のアーチを支える力は

10倍になりました!!!!!!

とりあえず、ここまでやったら納得の履き味に!
まぁ、ここまでしないと満足に履けない時点で
買うべきではなかったのですが、
そこはご愛嬌で。


【やったことまとめ】

靴のアッパーに行ったこと

1⃣ 標準的なタンパッド(自作)

2⃣ 変則的なタンパッド(自作)

3⃣ 外側縦アーチを横から支えるパッド(自作)


インソールに行ったこと

1⃣ 踵を抜いた全面シート(自作)

2⃣ 内側縦アーチ、外側縦アーチをサポートするパッド(自作)
足の傾きに制限をかけ、足の小指を使いやすくする調整


総括

結果としてみれば、やったことはシンプルでした。
あと、絶望的に相性が悪くても案外履けるんだなぁという印象。

C~B幅の足で、4E相当の靴を履けるにようにしました。
そもそも買うべきではない選択でしたが、問題ないレベルで履けます。

わたしは踵の異常な小ささから、どの靴でも靴ずれを起こしやすい足をしています。ですので、フィッティングに関しては非常にシビアです。それでも問題ない程度なので、一般の人からしたら「結構良い!」と言われるぐらいかなぁと思います。


あと、やっぱり自作すると、あまりお金がかかりませんね!
数百円でこれだけ楽しめたら満足です。


同じように楽しみたい人へ

これはワークマンのファイングリップシューズに関わらず
自分の足と靴に合う調整ポイント探しが重要です!
靴によって最適な調整方法が変わるから!

どれだけ良いクッションでも場所が合わなかったら不快ですよ。
そのためにも、両面テープだけは良いものを買いましょう。

  • 再接着ができる

  • 接着が強力

  • 剥がすときはキレイに剥がしやすい

日東 再剥離可能強力両面テープNO5000NS

は本当に使いやすくておすすめ!
便利すぎて、わたしは3サイズぐらい持っています。


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こば@靴、インソールのブログ投稿
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