論文解説:インソールの圧力分散効果は厚さ◯mmが最高だった
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
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今日は、私たちの足を支えるインソールについての話
インソールは運動時の足への圧力を効果的に分散させる重要な役割を担っています。また、足裏の痛みなど負担を感じやすい人にとっても重要なアイテムです。
そこで朗報です。最近の研究でインソールの”厚み”と”硬さ”が。圧力分散にどのように影響するかが明らかになりました。
今回は以下の論文をざっくり解説します。
インソールにおけるデジタルトランスフォーメーション -職人の暗黙知の可視化- より
研究の概要
研究は、インソールの厚み(3 mm、5 mm、7 mm)と硬さ(Asker-C30、Asker-C40、Asker-C50)を組み合わせた9種類のパターンを実験し、圧力分散効果を評価しました。
厚みの効果
厚さ3 mm、5 mm、7 mmを比較
結果:7 mmの厚いインソールが最も圧力分散効果が高い
7 mmの厚みが最も圧力を効果的に分散させることが分かりました。厚みが増すことで、圧力は足裏全体に広げられます。
硬さの効果
Asker-C30(柔らかめ)、C40(中程度)、C50(やや硬め)を比較
結果:
足の前部: 中程度の硬さ(C40)が最適
かかと部分: 歩行時は柔らかめ(C30)
走行時はやや硬め(C50)が効果的
インソール選びの重要ポイント
厚みは7 mmが理想的: 圧力を効果的に分散します。
硬さは用途に応じて選択: 足の部位と動作(歩く、走る)に合わせて調整が必要です。
科学的根拠に基づく選択
これまでは経験や感覚に頼っていたインソールの選択ですが、この研究によって、科学的根拠に基づいた選び方が可能になりました。
インソールを選ぶ際には、この研究結果を参考に、より快適で健康的な足元をサポートするインソールを選んでみてください。
注意点
インソールの厚さ7mmは結構分厚い。靴によっては入れたら窮屈になる可能性もあるので実際に入れて試すことを強く推奨します。靴屋として。
おすすめのインソール
superfeet green
Formthotics Run Dual
どちらも厚さは約5mmで圧分散能力は高め
ちがいはあって、踵周りの硬さが
superfeet = 固い
Formthotics = 柔らかい
今回の論文に乗っ取るのであれば、superfeetはランニングにおすすめ。Formthoticsはウォーキングにおすすめしやすい。
個人的な意見では、靴底や地面の硬さによる恩恵が大きいと思う。靴底が薄く、固めならフォームソティックス、靴底が厚く柔らかいならsuperfeetがおすすめ!
真逆!!
つまり、どちらでも見方によっては効果を発揮するし、最低限のクッション性能はあるのでどちらでも良いと思う。雑!!
いってらっしゃい! 😄✨
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