柔らかいインソールが危険?最新研究が示す驚きの結果
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
義肢装具士免許をもって本を数冊だして10年以上靴屋をやっています。
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柔らかいインソールは実は危険!? 😱⚠️📉
今日は、ちょっと驚きの研究結果をご紹介します。
インソールといえば、足の疲れを軽減したり歩きやすくしたりするための便利アイテムですよね。特に柔らかいインソールは「気持ちよさそう!」と選ぶ方も多いのではないでしょうか?
でも、実は柔らかいインソールが高齢者のバランスを崩してしまう可能性があるんです。
それが先月(2024年12月)の論文で紹介されていたのでご紹介します!
Effect of Hard- and Soft-Density Insoles on the Postural Control of Adults over 65 Years of Age: A Cross over Clinical Trial
最新研究で分かったこと 🧠🔬📊
この研究では、65歳以上の健康な高齢者150人を対象に、以下の3つの条件でバランス評価を行いました。
裸足
硬いインソール
柔らかいインソール
その結果、柔らかいインソールを使用したときに、バランスが一番悪くなることが分かりました。
開眼(目を開けた状態)でも、閉眼(目を閉じた状態)でも、柔らかいインソールはバランスを崩しやすく、安定性が低下するという結果でした。
一方、硬いインソールは裸足に比べても特にバランスを改善する効果は見られませんでした。つまり、柔らかいインソールを使うことによるデメリットだけがあらわになった研究です。
柔らかいインソールが悪影響を与える理由 🤔🔍🚶♂️
なぜ、柔らかいインソールがバランスを悪くするんでしょうか?
もっと分かりやすく言うと、人間の足は、地面の状態を感じ取り、体のバランスを保つために重要な役割を果たします。しかし、柔らかいインソールを使うことで、足の感覚がフワフワした状態になり、姿勢をコントロールしづらくなるのです。
逆に、硬いインソールは、裸足の状態と比べても、特にバランスを良くするわけではないということも分かりました。
つまり、インソールなら何でも良いってわけじゃないってことですね。
柔らかいインソールは選ぶべきではない可能性があります。
注意点
構造上、靴にはインソールが必要です。
ですので柔らかいインソールだからと言ってとりあえず捨てるのは絶対にやめようね!
また、一般的に靴に元々ついているインソールは柔らかいものです。元々硬めがついているものはいわゆるコンフォートシューズ以外はほとんど見たことがないので、安定感を得たいならまずは硬めのインソールに替えよう!
高齢者が注意すべきポイント 📌👵🧓
高齢者の方がバランスを崩すと、転倒のリスクが高まります。
転倒は骨折やケガにつながることが多く、生活の質を大きく損ねる原因になります。だからこそ、インソール選びはとても大切です。柔らかいインソールは、履き心地が良くても転倒リスクを高める可能性があるため注意が必要です。
インソール選びのポイント 🛒👟✅
じゃあ、どんなインソールを選べばいいの?って思いますよね。
今回の研究では、
柔らかいインソールは避けた方が良い
硬いインソールが必ずしも良いわけではない
ということが分かりました。
つまり、**「自分に合ったインソールを選ぶ」**ことが大切ってこと。
足の状態や、どんな目的で使うかによって、選ぶインソールは変わってきます。もしかしたら、インソールを使わない方が良い場合もあるかもしれません。
おすすめの硬めインソール
シティプラス
いつも褒め称えるインソール。薄く固いのでどんな靴にも入る。革靴にも入れやすいしスニーカーやランニングシューズには余裕で入る。また、SIDAS特有のかかと周りをしっかり覆い支える構造なので安定して動けるのも良き。
とりあえずこれでいい。
もう少し安く
外側への安定感を得たい人はこっち!
小指を動かし、外側へのフラつきを抑えるような安定感を得たい人はこのインソールがおすすめ!立方骨という足の外側のアーチをメインで支える構造です。
この作り自体、市販では結構珍しいのでわりと貴重。
ただ、しっかり硬さもあるしシティプラスより安いのでこっちでも可
BMZインソール コンプリート自衛隊
まとめ 🌟✨👣
柔らかいインソールが必ずしも高齢者に適しているわけではないことが、この研究で分かりました。
インソールを選ぶときは、自分の足の状態や目的に合ったものを選ぶことが重要です。ぜひこの記事を参考にして、バランスを保ち、健康的な生活を送りましょう!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう! 👋😊🎉
いってらっしゃい! 😄✨