ナチュラルな足を求めるならランニングシューズを卒業しませんか?
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
今日もランニングシューズの話ですが、近年の靴業界は、進化を遂げたランニングシューズが市場を牽引しています。間違いない。そのクッション性やサポート性の高さは、多くの人々に支持されています。
しかし、もし貴方がナチュラル志向の持ち主であれば、ランニングシューズを日常使いに選ぶのを一度思い直してみてはいかがでしょうか。
ナチュラル思考で選ぶ「足の衣」
私たちの足元に必要なのは、靴でつける過剰な機能よりも、足そのものの能力を正しく使いこなすことかもしれません。とくに、健康な足と身体を持つ人々にとって、日々の歩行にランニングシューズを履くことは、必ずしも最良の選択とは言えない気がしております。
足にかかる負担とランニングシューズ
ランニングはウォーキングと比較して大きな負荷が足にかかります。そのためランニングシューズは、ウォーキングシューズに比べて
優れたクッション性
より良いサポート性
これらが要求されるのです。これはランニング時には役立ちますが、日々の生活においては必要以上のサポートが、足の自然な機能を弱めてしまうこともあり得ます。
ランニングシューズが適した人々
もちろん、足の悩みを持つ人や肥満によって足への負担が大きい人々にとっては、ランニングシューズの追加のクッションやサポートは有益です。鍛えにくい靭帯を保護し、不要な負担をかけずに安定した歩行が可能になります。
足が痛い!という人には、ウォーキングシューズよりランニングシューズをすすめることが多いです。
歴史を見れば、足はもっとシンプルだった
さて、堂々たる歴史に目を向ければ、むかしの人々が日常で使用していたのは、薄く、硬い底が特徴の履物でした。クッション性のある厚底の靴が普及し始めたのは近年のこと。
古典や近代文学に
ホカオネオネ ボンダイ
オン クラウドモンスター
など載っていませんよね?少なくとも今読んでいる谷崎潤一郎の作品には出てきませんでした。
なんと言っても、日本人は草鞋などの伝統的な履物を1000年以上も身につけてきました。脈々と受け継いできた履物の遺伝子的に最近の高機能ランニングシューズは間逆な存在です。
だからといって草鞋を履きましょう!とは言いませんが、ハダシウォーカーのような薄底の靴は、足のケアというか退化予防に一足は持って欲しい存在です。
ランニングシューズ、その魅力と危険性
高性能なランニングシューズは、まるで二郎系ラーメンのような魅力があります。心惹かれるものですが、それが必ずしも必要かどうかは疑問です。本当に必要な時にのみ、その機能性を使うべきです。時には、シンプルな醤油ラーメンにこだわりのコショウ(GABANの青缶など)をかける程度のほうが、真の味わいを楽しむことができるのではないでしょうか。
快適性とバランスを兼ね備えた選択
足裏の感覚が鈍らないように気をつけながら、十分なクッション性とサポート力を備えたウォーキングシューズを選ぶことが、快適で健康的な歩行につながります。
毎日の生活の中で、自分の足と靴がどう関わっているかを意識することが、足元からの健康を育む第一歩かもしれません。
ランニングシューズと適切な距離を保ちつつ、自然な足元への理解を深めていただければ幸いです。それが、貴方にとっても、私たちの共有する環境にとっても、より良い選択となるはずです。
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