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足が幅広・圧迫で悩むならゴアテックスは避けよう

こばです!

楽歩堂に勤めて約一ヶ月が経ちました。早いものです。そんなこんなで接客をしているとやはり、ご相談の多いトラブルがあります。

幅広・圧迫感による悩みです。

  • わたしは幅広で~

  • 足の◯◯が圧迫しやすくて~

からはじまるご相談は多いです。そのようなとき、特別な用途でお求めでない場合、とりあえずGORE-TEX(ゴアテックス)意外でご提案します!

これは、「ゴアテックス」と「幅広・圧迫による悩み」の相性があまり良くないからです。

今回はざっくりここを解説します。


GORE-TEX(ゴアテックス)とは・・・

聞いたことはあると思います。

ゴアテックスはアメリカで生まれた防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね備えた素材で、アウターや靴などに採用されています。

ゴアテックスって何がすごいの?より引用
https://www.descente.co.jp/media/brand/marmot/8351/

スポーツ・アウトドア用品でよく見る防水素材ですね!

ここに問題というか仕方のない事情があるのですが、GORE-TEXのメインである3層タイプは「GORE-TEX生地」を1枚挟むので素材が硬く・伸びにくくなります。

どういうことかと言うと、下の画像のように

  1. 表生地

  2. GORE-TEX

  3. 裏生地

というように「ゴアテックス」をサンドイッチするんですね!これによって防水性、耐久性、透湿性、防風性などがUPします!

ゴアテックスで丈夫になる

靴のアッパー(靴底より上の革・メッシュなど)生地に1枚追加されるので防水耐久性が上がります。その分、丈夫になるのですが・・・伸びにくくなります。

GORE-TEXは雨を通さないような密度の濃い素材です。いくら表生地・裏生地がメッシュで伸びやすい素材であっても、硬くて伸びにくいGORE-TEXが挟まれていたら伸びません。

また、その硬さと伸びにくさから肌当たりも強くなります。

ちょっと困った


硬くて伸びにくいということは・・・

  1.  足がむくみやすい人

  2.  足が幅広な人

  3.  圧迫感を感じやすい人

との相性は悪いです。
馴染みにくいから!

だから、これらでお困りの方にGORE-TEXは勧めにくいのです。

余談ですが・・・履き味を求める人にも勧めにくいところもあります。

実際にお客様に履いていただいている際に実感するのですが、靴ひもがすごく結びにくい。アッパーの素材が硬く伸びにくいので、靴ひもを引いても足に馴染みにくいんですよね。

GORE-TEXは防水・防風などを考えたら最高な選択肢の1つです。ただ、幅広・圧迫感で悩むのなら相性的にはあまり良くない印象です。


個人的にはGORE-TEXはそこまで必要ではない

気持ちが盛り上がりません。だって、ここ数年で「靴の中がびちゃびちゃに濡れた」記憶がないからです。

普通の靴でも小雨なら問題ないし、大雨の日はそれに適した靴を履くし、GORE-TEXが活躍する機会は年に何回あるか?程度です。

わたしには必須ではなさそうです。

※2層構造のものであったりものによって変わりそうですが、今のメインである3層構造と靴のアッパーの相性は・・・


BROOKS ゴースト14GTXは例外

GHOST14GTXのように、GORE-TEX_ メンブレンをアッパーに直接貼り合わせているもの(2層構造)は、軽量で柔軟なので幅広の人にもオススメしやすいです!

年に何回かの雨の日でも使いやすそうだし!

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