本当に多い!外反母趾で失敗しがちな靴選び

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

外反母趾の痛みを和らげる靴の選び方

今日は、外反母趾の痛みを和らげる靴の選び方についてお話ししたいと思います。結構、この選び方をして失敗されている人を多く見てきました。注意喚起に近い定番の話です。

外反母趾とは

外反母趾は親指の付け根が内側に突き出し、親指の先が内側に曲がる状態のことです。外反母趾になると、親指の関節が炎症を起こしたり、骨が変形したりして、痛みやしびれ、歩行困難などの症状が出ることがあります。


外反母趾の原因はさまざまですが、靴の選び方が大きく影響していることが多いです。特に、以下のような靴は外反母趾の症状を悪化させる可能性があります。

  • つま先が細くて親指に圧力がかかる靴

  • ヒールが高くて足の重心が前に傾く靴

  • サイズが小さくて足が圧迫される靴

この辺りは何となく想像できると思います。

しかし、注意が必要です。


外反母趾でやりがちな靴選び

外反母趾だからといって、大きすぎる靴を履く方が多いです。

お気持ちは分かります。幅的に仕方ないところもあるのですが・・・大き過ぎる靴は逆効果になることもあるということです。なぜなら、ぶかぶかした靴で歩くと

  1.  足が前に滑って親指に負担がかかる

  2.  親指がもっと曲がる力が足にかかりやすい

ことがあるからです。実際に、私のところには、大きな靴を履いたことで逆に痛みが増したというお客様が何人もいらっしゃいました。

おすすめは部分的に伸ばす

そこで、私がおすすめするのは、当たって痛いところだけ伸ばすという方法です。具体的には、以下のような手順で行います。

  1. 当たって痛い部位を確認

  2. あて布を用意

  3. ポイントストレッチャーで伸ばす



この方法を使うと、親指の付け根の部分だけが靴から出て、圧力がかからなくなります。また、靴のサイズはぴったりで、足がずれないようにします。これで、外反母趾の痛みを和らげることができます。

これだけで痛みが全て解決する!とは言いません。そこまで虫の良い道具でもありません。でも、「1時間履くのがやっとだった靴が3時間履けるようになりました!」みたいな反応はよく頂きます。パワーで伸ばす物理的な対策がやっぱり強い


もちろん、この方法はあくまで応急処置であり、根本的な治療にはなりません。外反母趾の症状がひどい場合は、医師や整形外科の専門家に相談することをお勧めします。また、日常的に親指のストレッチやマッサージを行うことも、予防や改善に効果的です。

外反母趾は、放っておくと悪化する可能性があります。早めに対策をとって、足の健康を守りましょう。今回は、外反母趾の痛みを和らげる靴の選び方についてお話ししました。皆さんの参考になれば幸いです。

それでは、また次回お会いしましょう。

いってらっしゃい! 😄✨


余談ですが・・・

ポイントストレッチャーも高くなりましたね。昔は新品で伸ばし液がついて¥3500、近所のリサイクルショップでは¥1000ぐらいでありました。中古でも性能や使い勝手は変わりにくい商品です。

見かけたら即買いすることをおすすめします。

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