なぜ足を触るの?靴屋さんはここを見て提案しています。意外と考えてることに驚くかも!
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
※「当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。」
靴屋さんで足を触られたり、歩かされたりした経験ありませんか?
実はこれには深い意味があるんです。
今日は、その秘密に迫ってみましょう。
【結論】
「動的安定性」+「静的安定性」で不足している分を靴・インソールでどう補うか探しています。
■靴屋さんが足を触る本当の理由
靴屋さんがあなたの足を触ったり、動かしたりしているのは、実は「動的安定性」と「静的安定性」を確認しているんです。これって何?って思いますよね。
簡単に説明しましょう。
動的安定性チェック
靴屋さんがあなたに歩いてもらったり、足を動かしたりするのは動的安定性を確認しているんです。これは主に筋肉の働きを見ています。
例えば:
歩き方のクセ
足首の動きの滑らかさ
つま先の使い方
踵の上がり方など
を見るし、きちんと言うと
お客様の足を動かしたり歩き方を見ることで、前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋などの筋肉群の働きをチェックします。これにより、足の筋力やバランスを理解し、適切なサポートが必要な箇所を特定します。
以下の線はちょっと難しいので飛ばしてOK
足関節の動的安定性機構を担う筋肉には
外在筋と内在筋の2種類があります。
外在筋:
大腿骨、脛骨、腓骨に起始する筋肉
前部筋区画:前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋
外側筋区画:長腓骨筋、短腓骨筋
深後部筋区画:後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋
浅後部筋区画:腓腹筋、ヒラメ筋
内在筋:
足部に起始、停止する筋肉
足趾の運動や足部のアーチ形成に寄与
静的安定性チェック
足を触ったり、形を確認したりしているのは、静的安定性をチェックしているんです。これは主に骨格や靭帯の構造を見ています。
例えば:
足のアーチの高さ
足首の安定性
足の形や硬さ
お客様の足首周りや甲周りをさわり、前距腓靭帯や踵腓靱帯、底側踵舟靭帯などの靭帯の緩みや関節の安定性を確かめます。これにより、足の構造的な安定性を評価し、補強が必要な部分を見極めます。
静的安定性機構
足関節の静的安定性機構は、主に靭帯や関節包が関与します。
靭帯:
前距腓靭帯
踵腓靱帯
関節包:
足関節を支える構造的な役割を果たす
■なぜこれが重要なの?
実は、動的安定性と静的安定性を理解することで、あなたの足に最適な靴が選べるんです。
例えば
ざっくりこのような感じになったとします。
・Aさん
動的安定性 30点+静的安定性 70点=100点
・Bさん
動的安定性 60点+静的安定性 40点=100点
・Cさん
動的安定性 30点+静的安定性 40点=70点
このようなとき、Cさんに欲しいのは全体的な安定性です。そのためにも靴・インソールを活用します。また、Bさんにもちょっと欲しくなることもあります。筋肉に頼った動き方はダメージが蓄積しやすくケガの原因にも繋がります。
ですので、BさんとCさんに靴・インソールでこうしたい。
NEW Cさん
動的安定性 40点+静的安定性 30点+靴30点
=100点(やったぜ。)
こういう感じで足と靴・インソールを見ています。
動的安定性が低い人(例:筋力が弱い)には、サポート力の高い靴、やや転がりのある靴底で歩きやすくしながらも、安定性を高めるのがおすすめ
静的安定性が低い人(例:足首が不安定)には、固定力のある構造の靴やインソールで足首の安定性を確保します
靴屋さんは、これらを総合的に判断して
あなたにピッタリの靴を提案しているんです。
詳しくは以下の本を読むと理解が深まると思う!
運動指導・セラピーの現場ですぐに役立つ 足部・足関節のキホンとケア
■まとめ
靴屋さんが足を触ったり動かしたりするのは、単なる儀式ではありません。あなたの足の健康と快適さを真剣に考えているからこそなんです。
次に靴屋さんに行ったときは、この秘密を知っていることをちょっとアピールしてみてください。きっと、もっと詳しい説明や、より適切なアドバイスをもらえるはずです。
あなたの足の健康は、全身の健康につながります。靴選びを通じて、自分の足のことをもっと知ってみませんか?
インソールを買ったことがなくて試してみたいなぁ・・・という人はNew Balanceのインソールがおすすめ!良くも悪くもクセがないのでとりあえずで使える性能。
いってらっしゃい! 😄✨
#靴選び #足の健康 #動的安定性 #静的安定性 #靴屋の秘密