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もう痛くない!ポイントストレッチャーの使い方 ~セルフ編~

こばです!

靴が当たって足が痛い


このようなお悩みは、誰しも一度ぐらい経験したことがあると思います。
履きたくても痛くて履けない靴がある
普段はどうしていますか?

・ 靴の中に新聞紙を詰める
・ シューストレッチャーを使う
・ 靴の修理屋さんなどでもされている【靴の革伸ばし】を利用

など対処方法はいくつかあります。

一般的なのはシューストレッチャーを使って
革を伸ばす!ことでしょうか。


しかし、

思ったほど効果がなかった


というお声を頂くことがあります。
それは、

【部分的に当たって痛い】


というお悩みをお持ちの方に多い反応です。
シューストレッチャーは下の画像のように
靴を内側から横に広げるのに効果的です。

画像1

丸いパーツをつける事で、様々な部位にも対応ができます。

画像2

が!!

ここには3つの問題がでてきます。
1 丸いパーツの範囲外を伸ばしたい時
2 特に靴の上側を伸ばしたい時
3 一箇所だけ伸ばしたい時

シューストレッチャーは構造上
【全体的に横に伸ばす】事に特化したものです。

伸ばしたいのは一箇所だけで、全体を伸ばすと靴が大きくなってしまう
という時や

靴の上側をしっかりと伸ばしたい
という時には不向きなのです。

はい。前置きがかなり長くなりましたが
それを解決してくれるアイテムが今回の本題となる

ポイントストレッチャーです!

ポイントストレッチャーは自分で革を挟んで伸ばす。
という分かりやすい道具です。

※ 革用です。布製のものは対応しておりません。
エナメルなども表面が割れやすいものへの使用もおすすめしません。

はさむ位置や伸ばし加減を自分で調整できるので慣れたら
これ1つで全ての対応が可能となります。

足の指の横が当たって痛いという事にも対応できますが

特におすすめなのが

足の指の上側が当たって痛い
足の甲の骨が当たって痛い


という方です。

シューストレッチャーでは対応が難しかったこれらに簡単に
的確に伸ばして対応が出来るのです!

画像3

しかし、綺麗にしっかりと伸ばすにはちょっとしたコツが入ります。
まずは下の画像を見てください。

ポイントストレッチャーは【挟んで伸ばす】ので
形としては以下のような形に伸ばされます

画像4

このような形なので、部分的に当たって痛い!という
お悩みに対応しやすい
のですが、いかんせん

このポコッとした半円状の形がつきやすい
という特徴があります。

ですので、この部分的な変異を嫌うかたもおられます。
しかし、使い方によって分かりにくいように伸ばすことも可能です

それがこちら

素材集

やや分かりにくいのですが

中心を最も伸ばしたい部位として、
その周りを同心円状にちょこちょこと伸ばしていく

木を隠すなら森の中作戦!


です。最も伸ばしたい中心を囲うように全体的に伸ばすのです!


力のかけ方として、中心が最も強く、外にいくほど弱く

という風にしていくとポコっとした半円状の凹凸も
目立ちにくくなります。

最後に裏から手で全体的に押したりもするとなおよしです!

これも、シンプルな道具ですのでかなり長持ちします
これから生活をしていく中でご自身の足の悩みだけでなく
ご家族など周りの人が靴で悩んだ時に大きな手助けになるかもしれません。

一つあるだけで随分と違います。

足の指の上側が当たって痛い
足の甲の骨が当たって痛い

特にこのようなお悩みの方には本当におすすめです!
これは内緒の話なのですが、ポイントストレッチャーって
正直、今出回っているものの種類は少ないです。

革の伸ばしをします!
と謳っている靴屋さんの多くはほとんどこの製品を使っているような気がします。ヨーロッパ製もあるのですが機能は変わらないのにかなり高いんですよね💦

一回千円ぐらいで店で伸ばしてもらうより
ご自身で一つ買われて

気になった時
新しく靴を買われた時

などにセルフで調整されると好きな時に好きなように
革の伸ばしが出来るようになります。


特に足のお悩みは遺伝しやすいので、ご家族の方と共有する。
という使い方もしやすいです。シューストレッチャーのように
サイズによって使えない靴などないので結構おすすめです!

こばでした!


ps:もし、同業の靴屋さんでお持ちでない方がいたら絶対に買うべきです。お客さんの満足度が大きく変わります。


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