On の人気は続くと思う。ただ、良い理由ではない気がする
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
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完璧に個人的な意見です。
今日は、スイス生まれのランニングシューズブランド「ON(オン)」の人気が日本で長く続く理由について、ちょっと辛口な視点から考察してみたいと思います。
日本でONの人気が続く理由
1. 軽さを重視する日本の靴文化
私が日本で10年以上靴屋として働いてきた経験から言えるのは、日本人の多くが「軽い靴ほど良い靴」という考えを持っていることです。実際に、お客様が靴を選ぶ際にまず手に取って重さを確かめる姿を何度も見てきました。
靴を手で持って「あら、これダメね」なんて日常茶飯事
この「軽さ信仰」は、小学校3年生の運動会前に町の靴屋で一番軽い靴を探していた30年弱前のわたしと同じ選び方。これを令和になってもやっている大人が多いのです。ガキの頃のわたしと同じ考え方が令和でも健在で大人に浸透している。全く変わっていない。
軽さは確かに大切!
でも、靴選びにおいては3、4番目に重要な要素でしかありません。
2. 本当に大事な要素とは?
靴選びで本当に大切なのは、以下のような要素です:
靴底の形と厚さ
アッパーの形
足の甲周りのフィット感
これらの要素が足に与える影響は、軽さよりも遥かに重要です。しかし、多くの人が軽さを最優先にしてしまうため、適切な靴選びができていない現状があります。
軽いだけの靴では身体を守れないし
靴によって限界値が異なります。
onでも大丈夫なら良い!
知ってて履いてるなら良い
3. ONの特徴と日本人のニーズ
ONの靴は非常に軽く、特に「Cloud」シリーズはゴムひもを採用しているため脱ぎ履きが非常に簡単です。
この「軽さ」と「脱ぎ履きのしやすさ」という特徴が、昔から変わらぬ日本人の靴選びの基準にぴったりと合致しているため、ONの人気が高いと思うのです。
軽さと脱ぎ履きしやすさの功罪
良い点
ONの靴は確かに素晴らしい製品です。軽さと脱ぎ履きのしやすさは、多くの日本人にとって非常に魅力的なポイントです。特に、普段の生活で靴を頻繁に脱ぎ履きする文化がある日本では、この機能性は大きな利点となります。
悪い点
しかし、軽さだけに注目して靴を選ぶことには問題もあります。靴のフィット感や足をしっかりサポートする構造が犠牲になることがあるからです。素足のように軽ければ良いという考えは一部の人には当てはまりますが、現代人の生活スタイルには適していないことが多いです。
結論:ONの人気は続くが…
onはたしかに良い靴。
わたしも好き。
でも、靴文化、知識が昔から変わらない日本人は必要以上に良い靴だと認識してしまう流れは今後も長く続くと思う。これは決して悪い意味ではない。ただ、良くもない。個人的な予想です。
だから、onの靴はこれからも日本人に愛されると思う。軽くて脱ぎ履きしやすいから。軽く脱ぎ履きしやすい靴こそ至高だと信じて疑わない流れが尽きぬ限り
個人的には靴選びの知識を深め、本当に自分の足に合った靴を選ぶことが一番重要だと思っています。
あなたに合った靴選びを
もしあなたも「とにかく軽い靴であれば良い」と思っているなら、一度その考えを見直してみてください。足に合った靴を選ぶことで、歩きやすさや疲れにくさが劇的に改善されるはずです。
靴屋のプロとして、あなたに最適な一足を見つけるお手伝いができれば嬉しいです。
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