なぜ、外側の高いインソールを使うと足裏が痛くなるのか?

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

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今日はちょっと専門的だけど、中学生でもわかるようにお話ししようと思います。テーマは「なぜ、外側の高いインソールを使うと足の親指側が痛くなるのか?」ってところです。

※外側の高いインソールはO脚用、変形性膝関節症への対策など病院でも定番的に出される形のインソールです。ざっくりインソールの内側と外側を見比べて外側が高いものの話

まず、普通に歩くときの足の動きについて考えてみましょう。

普段、私たちが歩くときって、こんな感じで足に力がかかります

  1. まず、かかとの外側から着地

  2. 次に、小指側の指のつけ根あたりを通る

  3. 最後に、親指側で地面を蹴って前に進む

これが一般的な歩き方なんです。

でも、外側を上げるインソールを使うと
この動きが変わってしまうんです。

どう変わるかというと:

  1. かかとの真ん中あたりで着地

  2. 足の真ん中~親指側の指のつけ根を通る

  3. 親指で地面を蹴る

という感じになります。

ざっくり言うと、もっと親指側に力がかかりやすくなります!

ご覧のように、外側を上げた
インソールによって直線的な動きになります。

単純に直進性が増すので歩きやすいって感じる人も多いです

でも、そのぶん親指や足裏に直接的な力がかかって、結果的に痛くなることも多いです。実際、膝が痛いからって外側を高くしたインソールを使ったら、足裏に痛みやタコができちゃったって人もいます。

一方で普通の歩き方をすると、足の外側から内側に力が移動するので、足にかかる力が少し和らぐんですね。これが自然な歩き方の良いところなんですね。

皆さんも「ちょっと膝が痛いから、外側を高くしたインソールを使ってみた」って経験ありませんか?

私もこれで周りの人たちが唐突にタコができたり、足裏が痛くなったりするのを何度も見てきました。年齢が上がると、特に50歳を超えると、踵が外側に傾きやすくなるので、外側高のインソールがすべて悪いわけじゃないんです。ただ、正しい使い方が肝心です。

もし、インソールを作ってもらったけど足の裏が痛くなったって人は、インソールをチェックしてみてください。外側が高くなってたら、ちょっと低くしてもらうと足裏には優しいかもしれませんよ。

おすすめのインソール

癖のないマルチプラスが使いやすい。

踵の安定させることを前提に足裏から全体的に支えてくれるので失敗しにくい形をしている。シティプラスより厚手なのでクッション性も良い。薄手の中敷きが欲しい人はシティプラスが良き

[ニューバランス] インソール サポーティブリバウンドインソール

とりあえず試したいならコレ!

基本に忠実な形で、特別デメリットがでにくい。使っててこれで十分と思う人も多いでしょう。ここに不満がでたら上のマルチプラスをTAMESITEHOSII。

耐久性は低めな印象。

インソールって一見地味な存在ですが、歩行の動きや体全体のバランスに影響を与える重要なツールです。なので、「自分に合っているかな?」と思うことも時には大事なのです。

みなさんの足の健康が守られますように!気をつけて歩いてくださいね。

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