靴の軽さで楽を感じるのは若い証拠!?~50歳からは「安定」が命!~

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

義肢装具士免許をもって本を数冊だして10年以上靴屋をやっています。

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「軽い靴=楽な靴」ってよく言われますよね。でも、靴屋での経験から言わせてもらうと、50歳を境にその考え方は変わってくるんです。

若いときは軽さが魅力的に感じるかもしれませんが、実は50歳以降は、”靴底が広く、履き口や踵まわりがしっかりしている靴”が圧倒的に高評価を得るんですよ!


足の耐用年数は50歳!?その理由とは

実は、足の耐用年数は約50歳と言われています。

これは、足の骨、筋肉、靭帯など、足を構成する組織が50歳頃から衰えてくるためです。

“歩く力"を落とさない! 新しい「足」のトリセツ

でも、冒頭から語られていますね!

現代人は長生きするので、その後もずっと足で頑張らなければならないのですが、加齢とともに足にかかる負担が変わってくるんですね。

例えば、足の構造が変わることで、踵や足の傾きが大きくなりやすく、外反母趾や浮指、扁平足といったトラブルが顕著に現れます。

さらに、歩き方がフラフラしてしまいバランスを保つのが難しくなることもあります。



軽い靴だけではダメ!?安定感が大切な理由

ここで一度考えてみましょう。

「軽い靴が楽だ」と感じるのは、実は若い証拠。

若い人は、まだ足の筋肉や靭帯がしっかりしているので、軽い靴でも問題なく歩けるのです。

しかし、加齢や運動不足で足の筋力が低下してくると、軽いだけの靴では足がフラフラしてしまいます。

そうなると、足元の安定感が失われ、歩行中に無駄な力が必要になってしまうのです。

本当に必要なのは、衰えた骨や筋肉、靭帯の代わりとなるような働きをしてくれる靴です。これが、冒頭でお伝えした「靴底の広さ」と「踵まわりが硬めの靴」の大きなポイントとなります。


行き着く先は機械が全てを行ってくれるようになったことで歩けなくなったチャモチャ星人でしょうか。



靴底の広さが重要な理由

そういえば、1輪車や竹馬に乗った経験はありますか?

1輪車や竹馬はバランスを取るのが難しいですが、3輪車やかんぽっくり(フルーツの缶詰で作る竹馬のようなもの)だったら、何もせずとも自然に安定しますよね。

かんぽっくり

これは「接地面積」が広いことで得られます。
(具体的にいうと支持基底面)


つまり靴底の広さと同じ原理です。

靴底が広ければ、足のフラフラを筋肉で抑える必要がなくなり、歩くときに自然と安定感が得られるのです。


踵まわりが硬いと安定感アップ

さらに、靴の踵まわりが硬いと、足の傾きをしっかりと抑えられ、効率よく歩くことができます。逆に、軽いだけの靴だと、足がうまく靴に馴染まず、余計にバランスを崩してしまうこともあるんです。


50歳以降におすすめの靴選び

若いときは軽さを求めがちですが、50歳以降は「安定する靴」を選ぶのが吉です。具体的には、以下の点に注目してください!

  • 靴底が広いもの:広い靴底は、接地面積が大きくなるので自然と安定します。

  • 踵まわりが硬めのもの:しっかり固定されることで、足の傾きを抑えてバランスを保ちやすくなります。

もちろん、わたしのように生まれつき足元がふらつきやすい人もいますが、加齢によって同じ悩みを持つ人はどんどん増えています。加齢や運動不足を感じ始めたら、軽い靴ではなく、安定性にこだわった靴選びをおすすめします!


迷ったらasics GEL-KAYANO

GEL-KAYANOは抜群の安定感が魅力です!

上で述べた特徴を全て持っていて、足を入れた瞬間から安心感が違います。オーバープロネーションを抑制し、着地から蹴り出しまでブレずにサポートしてくれる国産シューズ。

クッション性も良くて歩きやすいのでとりあえずでおすすめしやすい。
4Eなどワイドモデルもあるからね!


まとめ

軽い靴が楽だと思っていた若い頃とは違い、50歳以降は足の衰えが出てきます。そのため、軽さだけではなく、足元をしっかり支えてくれる安定感が重要となります。靴底の広さと踵まわりの硬さは、自然なバランスを保つための大切な要素です。これらのポイントを押さえて、足のトラブルを防ぎ、快適な歩行やランニングを楽しみましょう!

足の健康は、毎日の生活をより楽しく、安心して過ごすための基本です。皆さんも、ぜひ自分に合った安定する靴を見つけて、足元から元気な毎日を手に入れてくださいね!😊✨

いってらっしゃい! 😄✨

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こば@足の悩みを靴・インソールで解決したい義肢装具士
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