200704_サラバ青春/チャットモンチー
7/4のおすすめ音楽。
今日はもう、この記事を読んでくれている皆さま全員に
この曲を捧げたい日でございます。
2年前、チャットモンチーというバンドが、音楽活動を完結しました。
完結前最後のワンマンライブに選んだ場所は、日本武道館。
当時関西に住んでいた僕は、水曜日という平日ど真ん中にも関わらず、
午後休からの夜行戻りという強硬ルートで武道館へ。
そのワンマンライブで最後に披露されたのが、この『サラバ青春』。
※公式に『サラバ青春』が無かったので、抜粋版です。w
元々デビューしたときは、スリーピースのガールズバンドだった
チャットモンチー。
その後、2人になったり、男陣・乙女団と一緒に活動したり、
メカットモンチーに進化したり、、実に様々なスタイルで活動を
続けていました。
今思えば、とにかく、チャットモンチーというバンドの鳴らす音楽に
のめり込み、何度も救われていたような気がします。
そんな2人が「完結」を発表して、迎えた2018/7/4、日本武道館。
10年以上の間応援を続けたアーティストの完結ライブを、
目の当たりにするのは初めての経験で、
2年経っても全く色あせることなく、あの日の舞台を
目に浮かべることが出来る。鮮明に。
ライブは前半/後半+アンコールという構成で、
前半は終盤のチャットモンチーの通り、2人で登場、
後半はストリングスやバンドも入ってパワーアップした
男陣・乙女団とともに過去曲も含めて演奏。
そしてアンコールの最後、この『サラバ青春』が、
武道館に駆け付けたファンのシンガロングとともに響き渡り、
涙涙のフィナーレを迎えた。
こんな数行の文字なんかじゃ到底語れない、あの日武道館にいた
1万人にとってのチャットモンチーが、完結してしまった。
たぶん、過去の多くのアーティストが活動休止したり、
解散したりしたとき、その最後のライブに足を運んでいた人は
きっとこんな気持ちだったんだろうなって、初めて実感出来たと思う。
ライブが終わり、
警備員のおじさんに「もう閉演ですよ~」と言われるまで、
立ち尽くし、大号泣し、
自分にとってチャットがこれほどまでに大きな存在だったことを
思い知らされた。
そんな自分の中での大事件の日。
それが僕にとっての「7/4」という日。
「さようなら」は2年経っても言えそうにない。
今だにチャットの音楽には救われているし。
何でもない毎日が記念日なのかもしれないけど、
僕にとってこの日は、いつまでも忘れられない日になりました。
Spotifyでのフルバージョン(リマスター版)も置いておくので、是非。
以上、7/4のおすすめでした。