200505_202 OTO 505/パスピエ
「20200505」が回文になってることに気付くのは、まあ分かる。
たまにレシートの印字とかで、「285円」がデジタル数字で出てきたら、
「おっ」となることはある。
でもさ、そこから、曲の構成・コード進行・歌詞に至るまで、何から何まで
回文構造になってる楽曲を作ってしまうのは、もう芸人・見取り図的に言って
"あたおか" です。
今だかつてここまで回文を仕上げてる人たち見たことないよ。
bayfmで放送してる、中村中の「よのなかばかなのよ」くらいしか知らない。
過去のアルバムでも、『わたし開花したわ』とか『ONOMIMONO』のように、
回文にはこだわりを持っていたパスピエ。さすが、ナリハネ(成田ハネダ)さん。
でも僕のような凡人には、(おお、歌詞が回文になってるなあ…) くらいしか
分からなかったよ…。
(ここで曲の構成が反転してるのね…!!) なんて、全然分からん。
でも、ずっとループするような世界に紛れ込んだ感じ、浮遊感(?)にも似た
体験が出来た気がした。音楽とアートの中間くらいな感じ。面白いな~
以上、5/5のおすすめでした。