200520_誓い/BEGIN
5/20のおすすめ音楽。
今日もまた、驚きのニュースが入ってきましたね。
夏の風物詩と言えば、花火・お祭り・甲子園。
相場はそう決まっていたはずなのに、そのどれもが中止になっていく。
どれだけ嘆いても、いくら悲しんでも、
これはもうどうしようも無いことではあるんだけど。
高校球児にとって「夏の甲子園」は、
きっとその青春を全て掛けても届かないことが圧倒的に多い、
それくらい奇跡的な空間だと思う。
だからこそ、この2週間と少しの間、甲子園球場の雰囲気は、
プロ野球のリーグ戦とは全く異なる熱気を帯びている。
社会人になってからは深追い出来ていないけれど、
学生の頃までは昼の間、ずっと千葉県大会の試合に見入ってたくらい、
高校野球が好きだ。
この決定については、
観る側として残念なのはもとより、春のセンバツに続いて、
夏の甲子園まで失われてしまった、今の高校球児たちの気持ちを
想像すると、胸が痛い。
どう気持ちに折り合いをつけたらいいのか、
全くもって分からなくなってしまうような気がする。
「夏の甲子園」の代わりを務められるような舞台なんて
存在しないと思うけど、少しでも、これまで積み重ねた鍛錬を
発揮出来るような場が設けられたら良いなと、強く思います。
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さて、そんな、高校野球と関連のある音楽を今日はご紹介しましょう。
高校野球の番組といえば、十中八九、ABC朝日放送の「熱闘甲子園」を
思い浮かべるのではないでしょうか。
球児たちの悔し涙、感謝の握手、晴れやかな笑顔、
様々な感情とともに、「熱闘甲子園」にはテーマソングがあります。
その年の大会がセットになって思い出されてくるので、
記憶としてはより鮮明になる。このテーマソングだけでも
いろんな話が飛び交うことでしょう。
そんな数あるテーマソングの中で、僕が最も印象に残っているのは、
2004年のエンディングテーマだった、BEGINの『誓い』。
永遠の夏の扉 開いて旅立つ
悲しみは足かせじゃない 消えない約束
-『誓い』/BEGIN 歌詞引用
もう熱闘甲子園を見ながら、毎日泣いてた記憶しかない。
この年は、「やればできるは魔法の合言葉」でおなじみ、愛媛・済美高校の
躍進があり、ダルビッシュが雨の中、松本啓二朗から最後に三振を喫して、
北海道に初めて深紅の大優勝旗が渡った年です。
僕の中では、この曲が、こうして記憶をつなぎとめておける、
鍵のような存在になっています。
以上、5/20のおすすめでした。
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