見出し画像

カリキュラム02 発想力

カリキュラムに関して公開して共有していきたいと思います。
著作権に配慮してポイントのみ記述させて頂きます。
詳細な展開をお知りになりたい方は連絡頂ければと思います。
※場合によっては出版社の方、本の著者の方と調整して頂く必要がありますのでその点はご了承ください。


基本情報

タイトル

発想力講座

対象

高校2年生

コマ数

2コマ(45~50分)
※本来2コマで行うところ今回は1コマ授業内、1コマ宿題で行いました

授業の目的

・知識習得よりも大切となり得るであろう発想力の習得を目指す授業です。(※知識習得も、もちろん大切です)
背景としては、知識習得の授業が多い中、知識に関してはググればいいし(Google検索すれば)、世の中に出れば、マニュアルも整備されているし、単純作業はAIがやってくれるし...という時代の中で、知識+αの能力をどのように育んでいくかを考えていく授業です。

内容

「知識は育まれるが、発想力は育まれるのか?」という教員(私)の問いを生徒に投げかけます。生徒と発想力のイメージと、発想力は育まれることができるかについて、共有掲示板などを用いて共有していきます。発想力はイノベーション(技術革新)のような難しいものではなく、新しい結合(組み合わせ)で生まれてくるものであることを伝え、ワークを行っていきます。

※参考にさせて頂いたジェームス W.ヤングさんの書籍

授業の流れ
上記を踏まえて以下の流れで授業を行っていきます。
・発想力のイメージの共有
・発想力の定義の確認
・ワークの説明、実施

ワーク
「破壊的イノベーションの起こし方」 松本勝 著 を参考に、本源的欲求 (生まれつき誰もが持っている、本能に根差した欲求)からソリューションを生み出すワークを行いました。

本源的欲求からソリューションを生み出す具体例を説明するスライド

※参考にさせて頂いた松本勝さんの書籍

5W1Hを用いたワークのため、生徒も比較的取り組みやすかったが、時間設定が短かったため、ペルソナ(Who)、シーン(Where,When)をすべて書かせるのではなく、一部設定を固定させるなど時間に合わせて工夫して実践して頂きたいです。

ペルソナ(Who)、シーン(Where,When)を考えるワークシート

※Step2 のWhy(ニーズ)、Step3のHow(ソリューション)、What(新しい〇〇)の進め方に関しては書籍を参照ください。

今後はVISITS Technologies株式会社のデザイン思考テストを授業前後に受験するなど、コマ数を確保し、発想力の授業に力を入れていく予定です。

※デザイン思考テストの説明動画

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?