件の件 件はいつから件か?
件の本、『クダン狩り 予言中の影を追いかけて』(東雅夫著、現代書館、2021年)に「件」の起源はそんなに古くはなく、天保七年の瓦版とされていたので、あれ? と思った。
そもそも『山海経』に、あったんじゃないかとか、
神農氏や夏后氏は、蛇身人面牛首虎鼻だったんじゃないかとか、あれこれ考えてしまう。
このケルビムが知識を司る神なので「予言獣」としての「件」ともイメージ的に近接する。
人面牛身の何者かは世界各国の伝説の中に見られるからだ。
やはり予言獸であるクタベとの関係もあれこれ考え得るし、
要するに件の件はそう簡単には片付かないなと思う今日この頃。
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