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英語で読む『赤毛のアン』㉑Chapter2-4

赤毛のアンの原文を少しずつ、ほぼ週一ペースで読んでいます。
今回は21回目。
チャプター2の9~12段落目部分です。

【前回までのおさらい】

マシューはお洒落して孤児の男の子を駅まで迎えに行きました。
そこには女の子が一人で何かを待っているようでしたが、女性が怖いマシューは見ないように通り過ぎました。
駅長に「ちょっとアレな女の子がずっと君のこと待ってるよ」と言われたけれど、え、迎えに来たのは男の子なんだけど?!

【朗読】

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【本文】

Guess* there’s some mistake,” he said. “Mrs. Spencer came off the train with that girl and gave her into my charge*. Said you and your sister were adopting* her from an orphan asylum* and that you would be along* for her presently*. That’s all I know about it—and I haven’t got any more orphans concealed* hereabouts*.”
“I don’t understand,” said Matthew helplessly*, wishing that Marilla was at hand* to cope with* the situation.
“Well, you’d better question the girl,” said the stationmaster carelessly. “I dare* say she’ll be able to explain—she’s got a tongue of her own*, that’s certain*. Maybe they were out of* boys of the brand you wanted.”
He walked jauntily* away, being hungry, and the unfortunate Matthew was left to do that which was harder for him than bearding* a lion in its den*—walk up to a girl—a strange girl—an orphan girl—and demand* of her why she wasn’t a boy. Matthew groaned* in spirit* as he turned about* and shuffled* gently down the platform towards her.

The Project Gutenberg eBook

【語彙】

Guess: ~だと思う
charge: 管理、責任
adopting: 養子にする
orphan asylum: orphanが孤児、asylumが施設、なので孤児院
be along: やってくる
presently: 間もなく
concealed: 隠す
hereabouts: この辺に
helplessly: 力なく
at hand: 手近に
cope with: ~をうまく対処する
dare: あえて
certain: 確か
out of: ~の在庫切れ
jauntily: 軽快に
bearding: 立ち向かう (名詞だとあごひげ)
den:
demand: 問いただす
groaned: 呻いた
in spirit: (spiritは精霊とか超自然的なものに使うことが多いけど、ここでは)心の中で
turned about: 向きを変えた
shuffled: 足を引き摺って歩いた

〇 got a tongue of her own: 
tongueは舌のこと。
直訳すれば「彼女自身の舌を持っている」ですがこの場合は比喩で、つまり「彼女自身の言葉を持っている」といった意味になるのでしょう。

【こばち的要約】

「スペンサー夫人が、もうすぐ君がこの子を迎えに来るからってあの子を置いてったんだよ」と駅長。
意 味 が わ か ら な い!
「あの子に聞けば全部答えてくれるはずだよ」
そういって駅長は帰ってしまいました。
どうしよう!怖い!
女の子に声を掛けるなんて、巣の中でライオンに対峙するより怖いじゃないか!!!

【あとがき】

ライオンと戦う方が良いって、マシュー。。
どーゆーこと?笑
女性を何だと思ってるんでしょうか、この引きこもりは😂

そのライオンよりも難しいのが、
女の子に向かって歩いていくこと!
しかも知らない女の子! (strangeは「奇妙な」の他に「見知らぬ」という意味も)
孤児の女の子!
で、問いたださなければいけない!
「なぜ君は男の子じゃないんだぁ!!!(泣)」

なにそれ。笑
どんだけだよ!

ということで今回はここまでとなります。
続きはまた来週、よろしければお付き合いください。

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