朗読・菊池寛『極楽』
菊池寛作『極楽』を朗読してみました!
以前読書記録につぶやいたんですけど、ずっと引っ掛かっていて。
『浮雲』の後に読もうかと思ってたんですけど、そうすると年を越しちゃうので読んでしまいました。
睡眠導入にどうぞ。笑
でもだんだんと、(私には)ホラーになっていきます。
じわじわと来るんです。
極楽とは。。
【朗読】
音声のみ
CM
YouTube字幕付き本編
BGM: PeriTune (ペリチューン)
https://peritune.com/
【語彙】
悉皆商: 染物全般を行っていた業者 (悉皆は「全て」という意味)
物故: 人が死ぬこと
御門跡様: 皇族や公家が出家してなった住職
遍照: あらゆる場所を照らすこと。仏教では光明が世界を照らすこと
搗き交ぜる: 種々のものを一緒にまぜる
鴨川石: 加茂川石。京都鴨川流域で採れる水石
靉靆: 雲や霞などがたなびく様子
一町: 約1ヘクタール。長さだと約110m
七宝池: 極楽浄土にある七宝で囲われた池
八功徳水: 七宝池の八つの功徳を備えた水
玻璃: 七宝の一つ、水晶
白鵠、孔雀、舎利、伽陵頻迦、共命: 浄土の鳥。白鵠は白い水鳥、舎利は九官鳥のこと。迦陵頻伽は人間の頭に鳥の体を持ち、共命は頭が二つある空想の鳥。
咫尺の間: とても近く
瞑目: 目を閉じること (死ぬことを指すことも)
羅網: 浄土にある宝珠を連ねた網
七重の行樹: 極楽にある宝珠で出来た七重の並木
五寸: 15cmくらい
【あとがき】
最後の方、怖い未来ばかりが想像されて、極楽が修羅の国になりそうで。。
もうホント印象の強い作品だったので、読んでみたいなと思っていました。
お話に対して、私の朗読に関して、良かったら感想をいただけると嬉しいです。
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