見出し画像

映画備忘録『The Substance』

2024年制作
原題: The Substance
監督/脚本: コラリー・ファルジャ
出演: デミ・ムーア
    マーガレット・クアリー

シンプルに美と若さと名声を追及する話。
テーマがシンプルだから、先をなんとなく想像しやすい。
想像できるから、怖い。
怖くて、時々夫にしがみつきながら観ました😂

コラリー・ファルジャという方を存じ上げなかったんですが、観終えた後にフランスの方だと知り、だからか!と腑に落ちた感があります。

フランス映画をあまり見た経験がないながら、私のフランス映画のイメージは、
・鮮やかでエレガントなファッション
・グロテスク
・テンポが良い、緩急がハッキリしてる
・スローなところは、そこに時間を掛けるの?!と私には謎
・裸が多い

物の見事に上記の項目が全て当てはまっていた気がします。

デミ・ムーアの体当たり演技には畏敬の念を覚えました。
ここまで凄まじい女優さんだったんですね。
彼女の演技は一見の価値ありだと思います。

ただ!
グロいです。。
おしりがいっぱい。
おっぱいもいっぱい。笑

観る人を選ぶ映画だと思います。
賛否両論、パックリ別れると思います。

怖くて気持ち悪かったけど、それでも途中までは傑作だと思いました。

でもホント、なんでそこそんな時間かけてんの?!っていう。笑
それ必要?と、一気にチープな感じがしたんですが。。
何が何でも星になりたかったんでしょうかね。
それがフランスっぽさなのでしょうか。
知らんけど。

私の大好きなこれを思い出しました。
映画『Chicago』より’Roxie’

これでレニー・ゼルヴィガーに惚れました。
可愛すぎる。。

I'm a star!
And the audience loves me
And I love them
And they love me for lovin' them
And I love them for lovin' me
And we love each other
And that's 'cause none of us got enough love in our childhoods
And that's showbiz, kid

映画『Chicago』より’Roxie’ (1:50辺りから)

上手く気の利いた感じに訳せないのでそのまま置いときますが、
ショービズの世界を説いてます。
(誰かお洒落に訳してほしい。。)
闇が深い。。
愛とは😂


『The substance』の日本での公開は2025年だそうです。
私は、観て良かったです。

いいなと思ったら応援しよう!

こばち・英語と日本語で朗読してます
いただいたサポートはマイクなど朗読用機材費に使わせていただきます🥰