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今年も間に合った!
いつも桃の節句のギリギリになって、お雛様を出す感じになってしまってるけれども、、
今年も何とか飾ることが出来ました。
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長女が生まれて、初節句に購入したお雛様。
実家の母が初孫の為にと、お金を用意してくれて、私と夫、義父母も一緒にお雛様を見に行きました。
埼玉の岩槻と言えば、人形の町。
伝統的な人形店が、ズラっと並ぶ中で何件か廻り
こじんまりと佇むお店に入って、目に止まったのが
【木目込み】と言う技法で作られたお雛様。
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他のお雛様には無い、ふくよかで優しい表情のこのお雛様に一目惚れして、お迎えすることになりました♡
義母は、もっと豪華で凛々しいお雛様がお気に入りだったみたいだけど、一生に一度の大切なお雛様。
私の希望を押し通しました。笑
右にある【吊るし雛(つるしびな)】は、義母が老人クラブで作成してくれた物です。
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義母は、若い頃から病弱で、1年の大半を体中の痛みと体調不良と言う、傍から見ていても気の毒なくらいの毎日を過ごしていました。
そんな中でも「可愛い孫の為に」と、毎日コツコツと作ってくれていました。
長女、長男、次女
どの子達にも、精一杯の愛情を注いで可愛がってくれて。
体が痛いだろう時でも、抱っこして面倒見てくれていました。
優しいだけではなく、時には厳しく叱る時も多々ありましたけどね。
それも含めて、義母の愛情だったと思います。
次女は、まだ小さかった頃の別れ。
声や思い出も薄れてしまっているみたい。
だけど、お雛様を出す度に、思い出して欲しいな。
そんな想いで、今朝飾りました。
実家の母に写真を送ったタイミングで、ちょうど長女もいたので、LINEのテレビ電話で顔を見ながら少し話しました。
大きくなった子供たちの写真は送っているけれど
画面を見ながら話すことって、無かったな💦
父の容態が思わしくないので落ち着かない、と言っていた母でしたが、少しは喜んでくれたかな、と思っています。
桃の節句まで、毎日愛でたいと思います。