嗅覚
世間はバレンタインですね。
わたしはコロナにかかりました。
ありがたいことに嗅覚は失っておりません。
チョコの味もわかります。
しかしながら、夫とは家庭内別居生活を
余儀なくされているため、
頼んであったケイクカカオパウンドは
(※タイトル画像参照)
今週末までお預けなのですぅぅぅ。くそぅ。
療養期間終わったら
たらふく食べてやるんだからっ!
(誰のためのセイントバレンタイン)
そんなわけで、
シュタイナー12感覚
間があいてしまいましたが、
今回は 嗅覚 です。
山登りでいうところの、
やっと中腹にさしかかったくらい?
いや、もはや頂上がどこなのか
よくわからんのでなんともですが、
12感覚のなかでいったらね。
これまで書いてきた
4つの感覚(触覚、生命、運動、平衡)が
下位の感覚で肉体に根付いているもの。
これから書きます
4つの感覚(嗅覚、味覚、視覚、熱感覚)は
中位の感覚で魂に根付いているもの。
さて、この嗅覚というもの。
他の感覚と決定的に違う特徴があります。
それは。
においからは逃れられない
ということ。
不可避!強制的!脳に直接作用!
三拍子揃ってます。
視覚みたいに目を閉じたり、
味覚みたいにべっと吐き出したり、
できないわけです。
下等動物は、本能と嗅覚が直結しているけれど
哺乳動物は、大脳が発達した分
嗅覚中枢が分離され、
本能とは直結していないのだそうです。
より、動物やこどものほうが嗅覚が敏感で
本能に導かれているといえるでしょう。
こどもと関わるおとなは
なるべく天然のにおいのままのほうがいい。
香水とか、ハンドクリームとか、
あんまり強いにおいのものを
こどもが嗅ぎ続けていると
鼻がおばかになります。
強いにおいじゃないと、
何も感じなくなってしまう。
鼻がおばかになると、どうなるか。
いろいろなものに対する判断能力が落ちます。
本来、嗅覚とは、
「様々な素材や生命状態のプロセスの状態を、
匂いを通して嗅ぎ分ける感覚」です。
食べ物が腐ってるか、食べられるものか、
体に良いか悪いか、ということの判断を、
嗅覚(本能)でできるはずなのです。
これは、道徳的な善悪の判断にもつながると
シュタイナーさんは考えます。
化学物質にまみれた洗剤や、
保存料たっぷりの食べ物などは、
本来のものが発するにおいを
どれだけ消してしまっているのでしょう。
その人本来のにおいが
感覚的に〝良い〟と思える人と一緒にいること。
正常な嗅覚というのは、
より自分に合ったパートナー選びが
できることにも通じると思う。
そんな大事な判断を、
鼻がばかになってて誤ってしまうとしたら
なんてもったいない。
鼻が正常でも、誤ることはあるけど。
でも本能的に無理な人には、
きっと近づかないと思う。
話がそれました。
シュタイナーの言葉で今回は終わります。
意味深〜〜〜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?