肉体、魂、精神
世界は「目にみえるもの」と
「目に見えないもの」で成り立っている。
信仰ではなく、科学的に認識する精神科学
というのがシュタイナーの基本です。
自分の頭で考えて、思考の力で
自分を見失わないように世界を認識していく。
自分と世界をつなぐ扉が、
12感覚であるとしています。
人の成長周期は7年スパンという話を
前回しました。
それぞれ
7歳までは肉体に
14歳までは魂・心に
14歳以降は霊性・精神に根付いていて、
肉体は意志
魂・心は感情
霊性・精神は思考
と結びついていると考えます。
あぁ、ややこしや〜!
となってますか?
はい、わたしもなってます。
もうちょっと細かくみていきます。
①肉体‥対象を五感を通して知覚するもの
これは意志と結びついて内側に向かう
②魂・心‥印象を自分との関係で判断するもの
これは感情と結びついて外と内両方に向かう
③精神・霊性‥平等な態度で研究するもの
これは思考と結びついて外側に向かう
この世にうまれるとき、
〝受肉〟といって
肉体に魂を受け取ると考えます。
そうして成長したのち、
思考は、何もないところから生み出せる。
あぁ、ややこしいけど
人間っておもしろい〜!
スーハーしちゃう。
興奮ポイント自分でもよくわからん笑
〝わたし〟という自我に目覚めて
わたしはわたしらしく生きたい。
そういう時代の入り口が、今なんですね。
シュタイナーは、
自分とは何かを認識し、よく知るための
ヒントをくれる気がします。
人間としてうまれたことを
じっくり味わいたいものです。
ここまででやーーっと、
登山装備&ストレッチ完了!
次から本題の12感覚論に入っていきます。
シュタイナーという山登りは
きっといろんなルートがあって、
これはひとつの道でしかないし
登頂なんて簡単にはできない。
だからこそ、おもしろいなと思います。