ウイルス収束後 自分の仕事はどうなるのか②
全国の39県で緊急事態宣言が解除されたが、報道では解除された県の客足は今ひとつ鈍く、逆に緊急事態宣言が継続の東京都内などでは引き締めが解けはじめて人が街に出はじめている。
人間はなかなか あまのじゃくな生き物だ。解除になってもすぐには動かないが、宣言継続でも動く奴は動く。
この状況でマスコミが騒いでるのは、コロナの第二波がやってくるのではないかという予想だ。感染学の専門家もこのままコロナが世界で収束する事は考えにくいと言っている。
という事は、コロナはこの地球上から、なかなか無くならないということなのか? ワクチンができても特効薬の効果が確立し世界中で使われても、世界のどこかではコロナは生き続けるということなのか。
集団免疫という世界中の人々がこの新型コロナに感染し、体内に抗体ができるまでは、どこかで生き続けるということなんだろう。
となれば、日本国内のコロナが収束しても海外から入ってくるという事になるから、結局は日本人のかなりの人口が集団免疫ができるまで、暫くコロナのいる世界で人間がどう混在して生きていくのかを模索するしかないと言う事なのかも知れない。
やはりそうなれば、前回の記事にも書いたが、エンタテイメントの世界とりわけ観客にライブ演奏や演劇をホールや劇場で見せるというビジネスはリスキー過ぎてビジネスとして成り立たないのではないか。
これから当面の間、ビジネスは三密を保ちマスクなどウイルス防護に神経を使いながら行うことになる訳だ。
私のやっていたイベント向け映像の世界は仕事自体が激減すると思われるので、この世界にしがみつくこともできないと感じた。これは昨日も書いた。何度も書くという事は未練があるということなんだが、手持ちの映像機材にもかなりのコストが掛かってる。業務用の映像機材は最近でこそ、価格は下がったが、それでもバカがつくほど高いのだ。
この機材を手放すにも、あまりにもったいないので余計にそう思うのかも知れない。
私は実は今年の8月で60歳になる。そう還暦なのだ。昔はもらえた年金も今は65歳にならないともらえないし、下手するとこの5年の間に年金支給が70歳からになるかもしれない。それでなくてもあと5年どうやって食べていくべきかと悩んでいたが、10年となるとお先真っ暗ではないか…
はっきり言ってこのタイミングでのコロナはどうしようもなくヤバいのだ…
ではこの歳で新しい仕事探しを考えるとなると、いったい自分に何ができるのか。私的な職のポリシーは大前提が「好きなこと」である。
嫌いな事、やってて楽しくない事は私的には選択肢から外れる。私の場合、好きな仕事でないと長続きしないと経験上わかってるからだ。
じゃあ自分は何が好きか? 選択肢はそう多くない。
①映像が絡むもの(撮影や編集があれば嬉しい)
②人とのコミュニケーションがあるもの
③インドアよりはアウトドア
④人を楽しませる事ができるもの
⑤非日常やサプライズを提供できるもの
くらいか。
勿論年齢的なものもあるので、超ハードな職業はかなり無理があるが、全く身体を動かさない仕事を好んでいる訳ではない。
このあたりから、新しい仕事を考えてみようかなと思う…