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【#13】LoL未経験者が観た『Worlds 2024』

どうも、コバーニャです。

突然ですが、私は
LoL未プレイ/ストリーマーのLoL配信は観るという、
LoLファンからすればマジで怒られる勢の人間なのですが、
そんな僕が先日開催された『Worlds 2024 FINAL』を観て
どう思ったかを書きたいと思います。

率直に言いますと、
「スゲー!」という感想と、
「羨ましい!」という感想です。

LoLとは

VALORANTなども手がける
ライアットゲームズが開発した基本プレイ無料の
マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(通称MOBA)ゲームで、
League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)、
通称『LoL』と呼ばれ、
実は世界で一番プレイヤーが多いゲームとされています。

リリースから15年以上たった今でもTwichの視聴者数は上位に位置し、
世界大会ともなると優勝賞金が数億円にもなる、圧倒的覇権ゲームです。

最近では有名ストリーマーさん達の活躍で
日本でも名前が浸透してきたLoLですが、
2024年末の段階では日本ではまだまだ
認知は少ないのが現状だと思います。

実際、僕も好きなストリーマーさんきっかけで
興味を持ち始め、
LoLの配信を観るようになりました。

以前からなんとなく存在は知っていましたが、
ゲーム映像を観ても何が起こっているのかさっぱりで、
ルールや専門用語なども複雑で何が面白いのかわかりませんでした。

しかもCS(コンソール)機ではプレイできないので、
プレイするとなるとPCを用意しなければいけなくなるのですが、
そうなるとCS機でゲームをすることが多い日本で
プレイ人口が増やすのはなかなか厳しいのが現状ですよね。

LoLは怖い

そんな初動の敷居が高いLoLですが、
なんとmacOSでもプレイできます。
なので、macユーザーの僕もやろうと思えばやれるのですが、
LoLをやろうとは思いません。

それは、『怖いから』です。

プレイしている人の話を色々と聞くと…

・チャットで暴言を言われるのは当たり前
・味方からミアピン(本来は「敵を見失ったよ」を合図する「?」マークのピン)連打煽りも日常
・チームゲーゆえ初心者狩りが常套手段
・心を折りにくるガンク(敵が協力して狩りに来る)の嵐

などなど、メンタルがガラスの僕にはとてもできそうにありません。

さらに言えば、LoLには熱狂的なファンが多く、
ストリーマーがLoLを配信すれば、
チャット欄が荒れるのが日常茶飯事な印象です。

正直、未経験者の僕がこんな記事を書いたら
ボロクソに言われることは間違いなく、
noteの『投稿』ボタンを押す手が震えているのですが、
Worlds 2024 Final(LoLの世界大会決勝戦)を観てしまい、
未経験者ながらも興奮が冷めやらないので投稿ボタン押しちゃいますね!
ハァハァ。

LoLはすごい

何がすごいのか。
まずは世界大会のオープニングセレモニーを観てみましょう。

新生リンキンパークの生歌に合わせて登場する選手達。
しかも選手はサッカーとかバスケみたいに筋肉ムキムキじゃなくて、
生粋のゲーマー達!

ちなみに昨年のWorlds 2023は、
ARを使った演出やNewJeansのライブパフォーマンスなど、
これまたすごいです。

とにかくこの大会に金を注ぎ込んでいるのがわかりますね。

主要なスポンサーを下記にまとめてみましたが、
ゲームの大会とは思えない面々です。

・Mercedes-Benz
・Mastercard
・Tiffany & Co.

などなど。

もう、なんかスゲーですね。

決勝戦の結果は僕がどうこう言える立場ではないのでアレですが、
最高に興奮しました!

LoLの歴史はFaker(T1)の歴史

LoLのプロプレイヤーを調べると、
真っ先に目に飛び込んでくるのが『Faker』です。

韓国のトップチームT1に所属し、
Worlds優勝経験も最多。
(Worldsを2度以上優勝したチームはT1以外に存在しない)

BTSも入隊を余儀なくされた兵役を免除され、
10年以上現役、しかもトッププレイヤーとして君臨する、
まさ伝説的プレイヤーです。

そんなFakerの所属するT1ですが、
最近、専属シェフ視点で紹介する動画が公開されました。
これを観ると、
選手達が素晴らしい環境でプレイできているのがわかりますね。
すごすぎる!


LoLのコミュニティが羨ましい

開発・運営元のライアットゲームズは、
『Worlds』を代表する国際的な大会にとどまらず、
地域ごとの大会やコミュニティイベントにも力を入れ、
その他にも、
ストリーマー企画のイベントに協賛するなど、
とにかくプレイヤー視点で
コミュニティの拡大を目指しているのがよくわかります。

また、ゲーム内でプロゲーミングチームの特別スキンを販売し、
その利益をチームへ還元したり、
審査を経て選ばれたチームへの支援金を用意するなど、
維持が困難なプロゲーミングチームの
発展と安定化を手伝っていることも知られています。

さらには、
キャラクターのフィギュア化や、
ポップカルチャーやスポーツなど他のエンターテインメント分野との
クロスオーバーイベントを開催していて、
新規プレイヤーの獲得も熱心に目指しているのがわかります。

最近ではアニメのアーケインも人気ですね


細かいことは別の機会に書きたいと思いますが、
開発・運営/プロゲーミングチーム/ストリーマー/一般プレイヤーが、
ひとつのゲームを中心に上手く経済を回している、
そして15年以上も愛されているゲーム、
というのは、
数多る運営型のゲームの中で極めて稀な存在ではないでしょうか。

「金儲け」が中心ではなく、
「プレイ」が中心の、素晴らしい環境だと思います。

もちろん、新規のプレイヤーが増えづらい環境や、
プレイヤーのゲーム内・外のマナーの問題、
Eスポーツシーン全体の経済成長の鈍化など、
まだまだ問題は山積みだと思いますが、
ゲームを取り巻くコミュニティのあり方として
一つの指針になっていることは明確だと僕は思います。

どこかのApex的なLegendsの運営も見習ってほしいです。
ぷんぷん!

とにかく『Worlds 2024 FINAL』、
オープニングセレモニーから試合内容、結果まで、
興奮の連続でした。

いつか僕もプレイする日が来るのだろうか…。
もしその機会があったらまた報告したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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