短期的目標・願望
中長期的にありたい像・姿が固まってきた。
仕事とプライベートの両方に充実感をもちつつ、食いっぱぐれず、平凡ながらも幸せに暮らすこと。
しかし、短期的にどうしたいかがわからない。
短期的にどうすればいいかは、ある程度見当がついている。
就活をそれなりにやっておくこと。
やっぱ博士行こうと思ったときのために、研究に触れておくこと。
しかし、これは短期的な願望ではない。
今や、必ずしもやりたいことをやっているわけではなくなってしまった。
万全ではないメンタルで、今を犠牲にしている。
別に20代前半〜中盤の若者に未来への決断を急かす社会構造を批判するつもりはない。
思えば、研究に没頭していたころは、中長期的な目標とは独立した短期的な願望を感じて満足していた。
その頃の中長期的な目標は、
自分の研究を固めて、発展させていきつつ、進化生態学の王道的な理論を学習・活用することであった。
一方で、短期的な願望といえば、
自分の研究における学術的な面白さを享受することであったり、自分がステップアップしている感じを楽しむことであった。
前者は悪くいえば、自分の研究に陶酔することである。
楽しかったなあ。
でも、なんだろう、研究は、アカデミアはもういいや感。
自分を駆り立てるものがぽっかりと無くなった。
結局、受験勉強みたく学んでいる過程が楽しかっただけなのかもしれない。
どんどん武器が増えていくその感じに、RPGの主人公感を思っていたのかもしれない。
しかし、就活は今のところ、研究のような短期的な願望を満たせる事柄ではない。
高校や大学に進学したときのような、輝いていそうな未来にワクワクする感じもない。
寒さが厳しくなってくるこれからの時期は、魚も活性が落ちて釣りづらくなる。
野球もない。
ラジオを聴きつつ、乃木坂のバスラを待つしかないのか。
いずれにせよ、日も短いこの時期の乗り越え方を覚えないと厳しそうだ。
ふらっと一人旅でもしてみるのがいいかもしれない。