印象の違い
今日は研究室のゼミだった。
メンバーが固定されているので、もちろんみんないつもの席みたいなものがある程度固まっている。
僕はいつも真ん中の一番後ろの席に座っている。
この前、3年生の配属先の研究室が決まった。
男子5人、女子1人という組成である。
まあ毎年だいたいこんなもんである。
今日は通路を挟んで隣の席にその配属された3年生が2人座っていた。
ゼミの休憩のとき、隣の3年生の女の子に声をかけた。
配属決定時にみんなの前で自己紹介などしていたが、緊張で萎縮していた印象だった。
ただ、活発そうな雰囲気を醸し出していて、仲良し同士だったら賑やかそうだとも思っていた。
まだ話したこともなかったから、前者の緊張した返事がくると思っていたら、後者で面食らった。
「この前、ルンルンで掃除してたら、PC閉じた時にバインダー挟んじゃって、画面がバキバキになって修理に出してるんですよね〜」とか、
予想だにしないマシンガントークだった。
なるほど、彼女は指導教員がいると緊張するのかもしれないと思った。
だから、学生相手なら陽気な自分が出てくるのかもしれない。
別に僕は必要以上の上下関係を求めないので、それでいいと思っている。
迷惑をかけない程度にのびのびやってくれるのはいいことだ。
他の3年生はどんな子達なのだろうか。
残りの男子5人のうち、4人は生真面目そうで、いかにもこの研究室のメンバーといった感じ。
残り1人は、不真面目さが滲み出ているようなタイプだ。
上手く研究室に馴染んでいけるかしら。
色々印象は変わっていくだろうけど、変に気を揉むことが起きないといいな。
明日は、一次面接なるものを受ける。
初めてなので、どんなもんかわからないが、のらりくらりやっていこう。
あんまり気張っても良くない。
特に今の精神状態にあっては。