いつのまにか、行間がわかるようになっていた
当時は、広告。でもアート。
いまや完全に伝説。
プロフェッショナル集団の仕事に、胸が熱くなる展示会でした。
男性用のこの連作広告。
あーわかると思える自分になったことに、なんだか人生の感動すらありました。
この広告は、歴史資料でもありますね。
当時の価値観や時代背景がとても反映されている。
きっと、この広告は、何百年先になった時にも、時代を生きた人がいる証を伝えてくれるのでしょう。
私は去年、大学である古文書をひも解くレポート課題に取り組んだのですが、こんなわかりやすいビジュアルだったらよかったな、なんて思いました。
古文書だけだと、日本語なのに文字も読めないし、写真があるわけでもないし、だいぶ苦労しましたから。
ビジュアルで伝えるってキリスト教の宗教画でもみられるように、誰にでも伝えられる力、すごいですよね。
この広告の時代と今の時代までの50年間で、だいぶ価値観は変わり
もはや、このコピーもビジュアルも、いまの世代には現実ではない。
時代の価値観に隔たりがあるけれど、同じ時代に生きている。
人生がだいぶ長い時代になりましたから、様々な文化のある時代。
楽しくコミュニケーションを、とっていきたいものだと思いました。
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最後までお読みいただいてありがとうございました。
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