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いつのまにか、行間がわかるようになっていた


1970年代の資生堂のクリエイティブワークにフォーカスした展覧会
「あいだ に あるもの -1970年代の資生堂雑誌広告から-」

1970年代の資生堂を代表するブランド「シフォネット」や男性用化粧品「MG5」、「ブラバス」、香水「モア」などの雑誌広告約150点をグラフィックおよび映像で展示し、これらの広告に見られるビジュアル・イメージとそこにそえられた文言(コピー)の組合せにより、その「あいだにある」ギャップや余白から、見る者の想像力を掻き立てる魅惑のスペースを創りだします。

資生堂プレスリリース

当時は、広告。でもアート。
いまや完全に伝説。
プロフェッショナル集団の仕事に、胸が熱くなる展示会でした。


男性用のこの連作広告。
あーわかると思える自分になったことに、なんだか人生の感動すらありました。

この広告は、歴史資料でもありますね。
当時の価値観や時代背景がとても反映されている。

きっと、この広告は、何百年先になった時にも、時代を生きた人がいる証を伝えてくれるのでしょう。

私は去年、大学である古文書をひも解くレポート課題に取り組んだのですが、こんなわかりやすいビジュアルだったらよかったな、なんて思いました。
古文書だけだと、日本語なのに文字も読めないし、写真があるわけでもないし、だいぶ苦労しましたから。

ビジュアルで伝えるってキリスト教の宗教画でもみられるように、誰にでも伝えられる力、すごいですよね。

この広告の時代と今の時代までの50年間で、だいぶ価値観は変わり
もはや、このコピーもビジュアルも、いまの世代には現実ではない。
時代の価値観に隔たりがあるけれど、同じ時代に生きている。
人生がだいぶ長い時代になりましたから、様々な文化のある時代。
楽しくコミュニケーションを、とっていきたいものだと思いました。




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ビューティキャリアスクールairera15
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