怒り

誤解を防ぐために先に言っておきますが、怒る人を非難したわけではないです。感情は仕方ない部分もあるし、単純に「怒り=悪」とは決めつけられないと考えているからです。また、自分を深く理解していくにつれて達した結論ですので、自分勝手に適当なことを言ってるなと流してもらえればと思います。(2022.8.1追記)

無力感を感じたときに生じる感情らしい。
落ち込むタイプと怒るタイプに分けられる気がする。
自分は後者。落ち込むことはほとんどない。自分への怒りはよくあるけど。それも最近は減った。具体的な分析をしていれば感情はいらないなと思ったから。怒り自体は何も産まないことに気がついた。でも、怒りがエネルギーになって色々上達してきた認識もあって、複雑。熱中しているからこそ自分に怒る。

他人に怒る人も同じ原理で、他人をコントロールできない無力感が怒りに昇華する。他人に期待している(期待を押し付けている)となりがちかなって思う。自分も過去にこの状態だったことがある。特に仲間の顔が見えないオンライン対戦ゲームをしていると顕著に出やすい。味方批判している人は期待しすぎなんだと思うな。その気持ちはよく理解できる。そして、なかなかその状態から一歩踏み出すことは難しい。自分がどんな状態にあるのかを見ようとすること、それ自体が難しいのが原因かもしれない。

ゲームだけじゃなくて、コミュニケーションにおいても同じことが言えるんじゃないか。相手が理解してくれない場合って多くの場合が自分の説明が悪かったり、認識のズレがあったりすることに気がつけていないパターンに当てはまる。全部理解してくれ、察してくれっていうのは期待しすぎ。伝えなくても理解できるだろうっていうのは話し手の怠慢だと思うし、そうならないように気をつけている。

会話っていうのは話し手が言葉を発して終わりじゃなくて、聞き手が「ちゃんと」話し手の意図を理解できて初めて成り立つ。「ちゃんと」が100%ってことはあり得ないと思うけど、できる限り理解度が高いほうが有意義なコミュニケーションが取れる。でも注意しないといけないなって思っているのが、この意識がお互いにあるという前提を無意識に持たないこと。他者への過度な期待に繋がってしまうから。

「人に期待しない」っていう言葉だけ見ると冷たいけど、人と本当に仲良くなるためには必要なんじゃないかなって思っている。「期待する」ってポジティブに聞こえるけど、見方を変えれば「他者依存」だと思う。

つまり何が言いたいかっていうと、「怒り=他者依存」が成り立つのではないかってことだ。だから、自立している人ほど怒らない。

いいなと思ったら応援しよう!