
リカバリー&コンディショニング
こんにちは、こんばんは。
皆様いかがお過ごしですか。私は家族の体調不良に伴い、予定を大幅変更して毎日を過ごしております。
さて、この時期年末年始の疲れや、寒さからくる不調でコンディションはあまり良くない方も多いんじゃないんでしょうか。
私も例に漏れず疲れをヒシヒシと感じていますが、比較的今冬はよく乗り切れているので、私が今使っているリカバリーとコンディショニング方法を書いてみようと思います。
リカバリーは「疲労した状態からニュートラルな状態に戻る方法」
コンディショニングは「パフォーマンスを最大限発揮できることを目的に心身を整える方法」
と捉えています。
この記事ではその意として使っているのだと思っていただければと思います。とはいえ完全にカテゴライズするのも難しく、どちらかというとコッチ、という感じで分けています。
睡眠
まずはリカバリーとコンディショニング両方に大きく影響がある、睡眠について。
正直これが1番大事です。睡眠時間や質など、遠征生活だとコントロールするのが難しい部分でもありますが、これが1番大事です(2回目)
良い睡眠を取るためにいくつか取り組みをしています。
睡眠のトラッキング

まずは睡眠の状況を知るための取り組みです。私はスマートウォッチを利用しています。特にメーカーにこだわりはありませんが、Huaweiのスマートウォッチは全体的にバッテリーの持ちが良く、今使っているWatch Fitはフル充電でおおよそ7~10日間使えます。

以前から、私は早朝に覚醒してしまうことが多くあり、それもこのスマートウォッチで記録されています。
睡眠の質を上げる
昨年の5月くらいから、リカバリーウェアを利用しています。私が着用しているのはテンシャルのbakuneというシリーズです。最近CMやっていますね。
きっかけは義父がテレビで見て贈ってくださって、着てみたことです。それまで、起床までに1回は起きてしまうのがほぼ毎日でしたが、着たその日から、朝までグッスリ寝られる日がとても増えました。
効果を実感したので、その後洗い替えを購入。現在は夏用2セット、冬用1セットの計3セット体制です。
実は自分が調べて選んだ経緯が無かったため、効果がよく分からなくて着始めましたが、思いがけず早朝覚醒に効果がありました。

静かな環境を確保
こんなに声が大きいのに、実は大きい音が苦手です。そして音がすると眠れません。なので最近は耳栓をして寝ています。
遠征先によっては壁が薄かったり、環境が違うことも多いため、小さい準備で静かな環境を確保できるため実施しやすいです。
耳栓はloopを使っています。夜だけではなく、日中の移動中などにも使えるものが良かったので、こちらにしました。
リカバリー
日々のトレーニングや練習、そして育児でヨレヨレになるので、出来るだけ普通の状態に戻るべく、様々実施しています。
マッサージガン
大体遠征には持っていっています。私は持ち歩きやすいように、小型のものを利用しています。
フォームローラー
ストレッチポールの3分の1くらいの長さのローラーを使っています。
テニスボール
こちらも大体遠征バックに入ってきます。踏んだり乗ったりして身体をほぐすのに使っています。ちなみに出産の時も活躍しました。
入浴剤
日常的にホットタブリカバリーという入浴剤を利用しています。少し長めに浸かるのが推奨方法ですが、私は長湯が苦手なので結構頑張らないと入っていられません。入浴後はしばらくポカポカしています。
鍼
遠征に帯同してもらっているトレーナーさんが鍼灸師の資格を持っていることもあり、山梨での普段のケアや、遠征時のケアで使ってもらっています。
痛いか痛くないかで言えば、痛いですが、次の日やその後のパフォーマンスに繋がると思えば、全然耐えられる程度です。

遠征中のケアについて、チームや個人でそれぞれ考え方はあるかと思います。
私は、本番の大会だけ来てもらうのはあまり好きではありません。というのも、身体をケアしてもらった状態でカーリングをする練習をしておかないと、身体が動き過ぎてしまったり、力の使い方が変わったり、感覚が変わるためです。
4人制をやっていた時は、これがちょっとした悩みでした。
当たり前ではありますが、遠征のチームの人員が1人増えるためもちろん遠征費は増えます。しかしオリンピックに向けて準備期間が2年間で、行ける遠征の数にも限りがあるため、可能な範囲でトレーナーさんには帯同してもらっています。
いつも本番の大会だと思って準備して、来たる大会と身体の状態が変わらないように努めています。昨シーズンの連戦連勝の裏にはサポーターの力も存分にありました。
そしてこういった形で遠征に行かせてもらえるのは、チームスポンサーの各企業の皆様のおかげであります。いつも感謝です。
コンディショニング
ストレッチ
日々のトレーニングの前後に実施しています。内容は長ーくなるのでここでは割愛。継続は力なり。
磁気の利用
今までピップエレキバンなどを利用したコンディショニングは経験がありましたが、今シーズンの途中から磁気ネックレスも利用しています。
ご縁があってチームへの提供していただくことになった、加藤商会さんの「Dr.ガウス」
見た目は磁気ネックレスっぽくなく、普段使いしやすいデザインです。
肝心の効き目は、元々疲労が溜まると首や肩の症状が出やすいですが、着用し始めてからは、そういえば肩痛くないな…?といった具合で、効果を実感しています。
睡眠時も入浴時も付けたままで大丈夫なので、ズボラな私でも無くさずに使えています。
コレクティブエクササイズ
こちらは普段、JISSで行っています。身体のアンバランスや可動域制限の改善をし、怪我の予防やパフォーマンス向上を目的に実施しています。
とか何とか書いていますが、これに関してはJISSのトレーナーさんの言うがままに動いているので、終わったら「あらよく動けるわ」みたいな感じです。
気になる方は調べてみてください。
おわりに
とまあ、一通り書いてみました。いかがでしたでしょうか。
かれこれ競技生活を初めて今年で15年目で、昔よりは回復にも時間もかかるようになったと思います。傷の治りも遅いですしね。
それとともに、身体の変化に敏感にもなりました。若い頃は気が付かなかった些細な変化や予兆で、先の出来事が予測できる経験も出来てきましたし、これが蓄積なんでしょう。大人になるのも悪くないですね。
カーリングは年を重ねていきながら競技を続けられるスポーツです。身体の声をよく聞きながら、トレーニングや練習、メンテナンスを行っていく必要があります。やはり身体は資本ですからね。
そして何より、引退した後も人生は続きます。今が良ければ良い、ではなく、自分と末永く付き合っていくためにも、より良い状態でいることは大事だと私は考えています。(まあ何にでも言える話でもありますが)
というわけでご紹介でした。ぜひ使えそうなところはどんどん使ってください。
明日も明後日も来年も、5年後も、10年後も、お互い元気でいましょう。
おまけ

おまけ2

箱の中におさまっていました