見出し画像

人生初の大腸カメラをしてみたよ〜体験記編〜

明けましておめでとうございます🎍こあらっこです。
昨年からちょびちょび時間がある時に書き連ねてきましたが、昨年のうちに記事が書き上がらず、年明けてからやっと完成させることができました。
ゆっくり更新ですが、温かい目で見てやってください😊
今年もどうぞよろしくお願いいたします❤️

さて、今回は、「人生初の大腸カメラをしてみたよ」第二弾!
いよいよ、大腸カメラ検査の前日&当日の体験記を書いていこうと思います。


胃カメラと大腸カメラの違い

体験記を書く前に、胃カメラ(上部内視鏡検査)と大腸カメラ(大腸内視鏡検査)の違いについて書いておきますね。

胃カメラの場合、事前準備はとても簡単!
検査前日の21時までは食事制限なし。
当日は朝ごはんを抜くだけで、水など(色なしのドリンク)は飲んでもOKです。
なので、胃カメラを飲む際に鎮静剤で寝かせてくれる(検査が楽な)病院を探せば、ほぼ苦痛なく受けることができます。(鎮痛剤&鎮静剤は点滴とかで入れるのでチクッくらいはありますよ)

一方、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、胃カメラほど楽に検査は受けれません。なんせ、胃は前日の21時から何も食べていなければ、検査時には綺麗さっぱり何も残っていませんが、大腸を綺麗さっぱり何も残っていない状態にするのって結構大変なんですよ。
なので、検査前日から消化に良いものだけを食べ、検査当日は大量の下剤を飲むという苦行が待っています。(ここら辺は次項以降で詳しく書きますね。)
大腸カメラの検査は、よく苦しいとか痛いと聞きますが、鎮痛剤&鎮静剤で寝ている間に検査してくれる病院を選べば、胃カメラと同様に、ほぼ苦痛なく受けることができます。
胃カメラも大腸カメラも検査が楽な病院を探すことが1番大切だということです。

そして、胃カメラと大腸カメラの違いは、検査までの準備の大変さにあります。
胃カメラは非常に気軽に受けれるのに対して、大腸カメラは下剤を飲むのが苦行なので、気軽に受けたい気持ちにはならないです。(まあ、人によっては下剤も難なく飲める人がいるみたいですが、、、)

検査前日の準備

大腸検査食

前述したとおり、大腸カメラ検査のためには腸の中を何もない状態にしておく必要があります。ということは、検査当日に気持ちよく便を出し切るために、検査前日から消化に良いものだけを食べる必要があるのです。
え?
消化に良いものって具体的に何?
って思うじゃないですか。
大丈夫!忙しいあなたもこれだけ食べていれば準備万端!
「大腸検査用の食事セット〜🎵」😊
参考に、こあらっこが食べた大腸検査食を本記事の見出し写真として載せていますのでご覧ください。
① 朝食:鶏と卵の雑炊
意外と良い味でした。朝なので食欲もなく、このぐらいの量でもこあらっこは満足でしたね。
② 昼食:ゼリーミール2個&ビスコ1個
朝食が少なかったからか、昼はお腹ぺこぺこ💦
ビスコは癒しでした😊。安定の美味しさです。
ゼリーミールは、個人的には好きな味ではなかったので、お腹ぺこぺこだから食べれたという感じでした。でも、満腹感は得られましたよ。でも、消化に良い食べ物なので、すぐお腹減りますね。(笑)
③夕食:煮込みハンバーグ&白がゆ
個人的に練り物っぽいハンバーグは好きではないのですが、デミグラスソースはとても良い味でした。白がゆは味がないので、ハンバーグと一緒じゃないととても食べられたものではなかったです。

味として辛口評価の部分もありますが、全体的に思っていたより美味しい検査食だったなーという感想です。
まあ、検査食ですからね(笑)
味とか評価するのはお門違いなのですが、できるだけ美味しい方がいいじゃないですか!企業側もそれがわかっているから色々試行錯誤してできるだけ腹持ち良く〜とか、味も万人受けするよに〜とか、それでいて当初の目的(次の日に完全に便として排出できるように消化しやすいもの)は達成できるものを作っているのだろうなと感じさせられる検査食でした。
ちなみに、朝食と夕食はそのままでも食べられますが、湯煎で温めができるようにレトルトパウチで入っています。そして、昼食がビスコとゼリーミールなのは、携帯性もよく、職場でもどこでも食べやすいようにしてあるからなのだろうなと思いました。色々考えて作ってあるなあと感じさせられました。
お世話になりました。グリコさん。

検査食意外に食べても良い食事

前項で紹介した検査食だけでは、「え?これだけしか食べられないの?」と思う方も多いかと思います。確かに検査食の量は結構少なめです。一日くらいなら我慢もできるでしょうが、なんと言っても人生初の大腸カメラです。色々不安でドキドキしててそれだけでもストレスかかっているのに、そこに空腹のストレスもかかるのは、、、という医療的な配慮なんですかね?
事前に看護師さんが、検査食意外にも食べてもOKな食べ物を教えてくださいました。
«こあらっこが大腸カメラを受けた病院でOKされた食べ物»
・具のない(かゆ、パン、うどん)
・牛乳、豆乳
・ヨーグルト、ゼリー、プリン
・バナナ

大腸カメラ検査の食事について幾つかの病院のHPを調べてみましたが、牛乳やヨーグルトなどの乳製品がNGになっている病院もあるようです。
なので、必ず、自分が検査する病院がOKした食べ物だけを食べるようにしてくださいね。
こあらっこも、OKされたものしか食べませんでした。しかも、食べてもOKとされているバナナですら念のため食べませんでした。病院がOKしたのだから大丈夫なんでしょうけど、バナナって食物繊維も豊富じゃないですか。次の日、下剤で出すのが大変になったら大変なのは自分なんだよなーと思って😅
念のため。。。
まあ上記のOK食材ですと、食パン、牛乳、ヨーグルト、ゼリー、プリンあたりが仕事をしながらでも食べやすい食事かなと思いすね。
素うどんとか、仕事しながら用意しにくいし、具なしのかゆとか不味いとしか言いようがない。。。豆乳も臭いのは無理なので、ココアとかきな粉とかシナモンとか混ぜたくなるので、NGだし、、、。(こあらっこ視点)

でも、検査食意外にこんなに食べれるものがあるんだなーというのが率直な感想ですよね。
OK食材でも量は制限した方がいいのでしょうけど、お腹が減って仕方がない時にこれだけ食べれるレパートリーがあれば、一日くらいなら我慢できるなと思います。本当にありがたい限りですね。今までの医療の蓄積&発展に感謝です。

検査当日の準備

下剤と格闘

大腸カメラ検査当日は、午前6時から下剤を飲み始めます。(こあらっこの場合)
今回、こあらっこが服用したのは、ニフレック配合内容剤(経口腸管洗浄剤)にピコスルファートナトリウム(下剤)を混ぜたものでした。
2Lの水が入るビニール製の袋の中にあらかじめニフレック配合内容剤(粉)が入っており、そこに水1Lを入れてよく溶かし、続いてピコスルファートナトリウム(液体の下剤)を入れ、さらに水をもう1L入れてよくとかしたら出来上がりです。

さて、飲んで見ましょう。
「う、、うぷ。。。まずっ。。。」
なんというんでしょうか。コントレックス(超硬水)ほど硬い飲みにくさはないのですが、日本の水(軟水)ほど飲みやすくもないです。あと、なんと言っても飲んだあとの後味の悪さ。スポーツドリンクをめちゃくちゃ不味くしたような味ですね。変な甘味と変な塩味。。。
こあらっこ的には、飲んだ後のこのなんとも言えない味の悪さが吐き気を催すというか。。。これ、、、2Lはかなりきついですね😂
『下剤の服用のしかた』には、2Lを2時間で飲みきれと書いてあったのですが、30分経っても500mlも飲めない😭辛い😭一口飲んだらしばらく飲みたくないくらい吐き気を催すまずさ。。。途中から、どうも飲んでいる間より、飲んだ後にくる気持ち悪い味?がダメなのだと気がつき、下剤を飲むごとに水も飲むように。。。
そうやって、気持ち悪くなりながらも、ちびちび飲みながら2時間が経ちました。でも、まだ1Lしか飲めていません😨
こんなに頑張ったのに(注:こらっこ視点)、、、まだ半分⁉️
ヤバすぎます😨
時間通りに飲みきれる気がしなくなってきました。(というかこの時点で『下剤の服用のしかた』に書かれている目安の時間過ぎてますけどね😅)
「検査は午後からだから、『下剤の服用のしかた』に書かれている2時間で飲み終わらなくても大丈夫だよー🎵」と大腸カメラ体験者の知り合いから聞いていたので、余裕をかましていたこあらっこですが、ここでやっと焦り始めます😅

飲みにくい下剤をできるだけ飲みやすくするには。。。と色々ネットを探ってみると。ありましたよ!
「不味いものは、味わわずにできるだけガブ飲みしろって🤣」書いてあります。
確かにそうですね。不味いなら、ちょびちょび味わって飲むよりガブ飲みした方がいいですよね。普通に、考えたらそうするのが合理的なのに、、先生から「人によっては下剤が飲みにくくて吐き気を催す。」という情報を聞いていたり、『下剤の服用のしかた』に「高齢の方はゆっくり服用するように。」と書いてあったりしたため、知らず知らずのうちにガブガブ飲む方が良くないのだと思い込んでいました。(注:こあらっこは高齢者ではありません😅)
思い込みって怖いですねー💦😅
ということで、改めて、「できるだけ一回一回下剤をガブ飲みし、すぐに水をガブ飲みする(水を飲んで口の中を洗浄しないと、吐き気を催すので)」という手法に変えると、一気に飲むペースを上げることができました🎵

もし、この記事を読まれた方で大腸カメラに挑戦する方がいらっしゃったら、「下剤はガブ飲み、その後にお口直しの水を飲むと吉💖」ですので、是非参考にしてみてくださいね🎵

便はどのように変わるのか

下剤を飲み始めて1時間くらいは催すことはなかったです。
体感的に2時間後くらいから下剤の効果が出てきた気がします。
最初は普通の便や、下痢をした時のような便なのですが、途中から、ほぼ水のようになります。最終的に、カスがなくなり、“無色“または“うすい黄色“の水様便(ほぼ色付きの水ですね)になれば検査可能です🙆‍♀️

下剤の種類は複数ある

大腸カメラ検査を受ける病院にもよるのかもしれませんが、腸を綺麗にする薬の種類も複数ある様です。
今回こあらっこが飲んだのは、ニフレック配合内容剤という薬でした。個人的にはスポーツドリンク風味だと感じましたが、レモン風味だと書いてあるサイトがありますね。レモンの風味は感じなかったけど。。。
まあいいや。で、以外にも、梅風味の薬とか、液体の下剤ではなく大きな錠剤を50錠飲むとか、、、薬にも色々ある様です。
(こあらっこの担当医師曰く、錠剤のお薬が1番良く聞くらしいですよ。)

なので、どうしても薬が飲みにくくて合わないという方がいらっしゃいましたら、担当医師に相談すると良いかもしれませんね。液体の薬は、風味が違うだけでどれもめちゃ不味いらしいですけど、それでもこの風味ならまだ頑張れる!という薬に出会えるかもしれません。
最悪、錠剤50錠を選べば、味は気にせず飲めますし。大きな固形の錠剤なので、これはこれでかなり飲みにくいとは思いますけど。

なんせ、選択肢が複数あると知っているか知らないかはかなり違うので、色々試してみるのも良いかと思います。

いざ!大腸カメラ検査へ!

検査は拍子抜けするぐらい簡単

「下剤を攻略してしまえば、検査の山は超えているから!」との心強いアドイスを貰ってはいたものの、なんせ初大腸カメラ。
ドキドキ💓ドキドキ💓
めちゃくちゃ緊張しながら病院へ。
受付をして、最後のトイレを済ませたら、検査着に着替えます。
以前、同じ病院で胃カメラの検査をしたことがありましたが、その時は確か上だけ検査着に着替えた記憶があります。今回は胃カメラも大腸カメラもするので、上下着替える模様。
看護師さんに呼ばれるまで、しばしリカバリールーム(個室)で待って、呼ばれたら検査の部屋へ。最初に、胃の中に泡が立ちにくくする薬?なるものを飲んで、点滴を打ちます。
ここで看護師さんに、「大腸カメラの場合、少し意識を残しておいて先生からの説明を聞きながら検査することもできますよ。」との衝撃的なお言葉をいただきます。
「意識が少しあるってことは、、、痛みもあったりするのですか?😨」とのこあらっこの質問に、「んー。痛みというよりは違和感というか圧迫感は多少あるかもしれませんね。大腸に管を入れるので。もし、痛みがある場合はおっしゃっていただければ鎮痛剤を足しますので大丈夫ですよ。」とのこと。
ここで、こあらっこのびびり根性を察してくれたのか、「怖い方は、完全に意識をなくして検査が終わるまで寝かせて欲しいという方もいます。どちらにされますか?」とのありがたいお言葉が!🥺ありがたやー🥺
すかさず、「完全に眠らせてください😊」と返事をしました❤️

そうこうしている間に、先生がいらして、点滴から鎮静剤を入れてくれました。
はい。こあらっこの意識があったのはここまでです。

次に気がついたのは、「終わりましたよー🎵」との看護師さんの明るい声で起こされた時です。まだ体がフラフラするので、看護師さんに支えられてリカバリールームへ。リクライニングができるチェアでしばらく休んで、動ける様になったらお着替えをします。
その後、先生から内視鏡の画像を見せてもらいながら、目で見える範囲の検査結果を聞けます。ポリープがあった場合や、少し荒れている場所があったりすると組織の一部を切除して細胞診に出されます。細胞診はすぐには結果は出ないので、2週間後とかある程度期間を置いてから再度検査結果を聞きに病院に来ることになります。

いかがでしたでしょうか?
こあらっこの体感としては、検査自体は本当に寝ている間に全てが終わっていて、痛みや苦しさで起きるこっともなく、めちゃくちゃ楽でした✨
検査を楽に受けれると、次回も受けようかなという気持ちになれる
ので、鎮静剤で眠らせてくれる検査が発達してくれて本当にありがたい限りです😊
科学の進歩に、医学の進歩に感謝ですね❤️

検査を行う病院はできるだけ自宅から近い方が良い

最後に、大腸カメラを体験してみて、新たに、家から病院の近さも大切だと思ったので、それについて書いておきますね。

大腸カメラ検査の場合、下剤で腸の中をきれいに洗浄するので、検査の直前まで下剤の効果が続いていることがあります。
朝6時から下剤を飲み始めて、ほぼ全部便ができってしまうと、正午くらいには頻繁にトイレを催すことはなくなるのですが、それでも、急にトイレに行きたくなることがあります。検査を受ける病院が遠いと、電車に乗っている間に急に!とか、車を運転している時に急に!ということもあると思います。
なので、“できれば“ですが、できるだけ自宅から近い病院で鎮静剤で楽に検査してくれる病院を選ぶのも必要かなと思います。
「どうしても、遠くしか鎮静剤を使って楽に検査してくれる病院がない!」という場合は、途中でトイレを催した場合にすぐにトイレに行ける様に、各所でトイレの場所をチェックしておくと良いでしょう。電車の場合は、催したらすぐに電車を降りて降りた駅のどこにトイレがあるのか。車の場合は、病院までの道のりでトイレのあるお店がどこにあるのか、、、など必ずチェックしておきましょう。

終わりに

以上、ここまで長い体験記を記事を読んでくださってありがとうございます。
いつもはある程度の長さで記事を切ってしまうのですが、今回は長くても詳しく書くことを意識しました。
これから、大腸カメラを受けてみようかな?と思われている方の不安をい極力少なくするためです。前回の記事で書いた通り、知ることは怖さ(恐怖)を緩和し、勇気を促すと思っています。
この記事を読んで下さった方が、一人でも多く、必要なタミングで検査を受ける勇気を持ってくださると大変嬉しいです。😊

今年もみなさまにとって健康で良い年になりますよーに❣️



いいなと思ったら応援しよう!