公務員の面接試験のレベルは高くない!筆記試験で失敗しても逆転可能!
<はじめに>
・公務員試験はまずは筆記試験があり、その後に面接試験があることがほとんどかと思います。
・公務試験の受験者はまずは目先の筆記試験に重点を置いており、筆記試験が終わり次第、面接試験の対策をする人がほとんどだと思います。
・そもそも筆記試験を突破しないことには面接に進めないため、筆記試験に重点を置く気持ちはよくわかりますし、実際、私もそうでした。例外は、民間の就活を並行してやっている人ですが、割合としてはそんなに多くはないのではないかと思います。
・ただし、ひと昔前よりも面接試験のウエイトが高まっており、重要性は増してきていますので、面接試験の対策を少しでも早く行っておくことは、最終合格に近づく行動だと思います。
・そこで、都道府県庁の様々な職種で採用試験等の面接官の経験がある私の面接のレベルとそこから考える戦略をこのnoteではまとめたいと思います。
<結論>
・タイトルにも書きましたとおり、公務員試験の面接レベルは私は高くないと思っています。
・昨今は筆記試験よりも面接試験が重視されており、配点のウエイトも高まってきています。なので、筆記試験と並行して少しずつ面接の準備をして、ライバルに差を付けましょう!
・配点のウエイトが高いということは、面接試験対策のコスパは高いということです。
<面接試験における受験生のレベルについて>
・結論から申し上げますと、完全に私の主観となりますが、レベルは間違いなく高くありません。
・私が面接官として面接した際の印象は、上位2~3割以外は、志望動機などの定型的な質問に対する回答は、面接カードの内容を暗記しそれをそのまま読むだけのような印象でした。また、面接慣れしていないのか、緊張していたり、挙動不審だったりします・・・。
・特に合格ラインぎりぎりの受験生については、最終合格者数の関係で相対的に受かっていますが、絶対評価で見ると、この子大丈夫かなと感じる子もいました。
<レベルが高くない理由>
・理由の1つ目としては受験生が面接試験の対策に時間を割いていないからです。筆記試験が終わり、面接に向けて頭が切り替えられるタイミングで、面接対策に着手する方がほとんどだからです。大学の授業や面接カードの作成などがあると、面接対策に予想以上に時間が割けずに本番を迎えている方も多いと思います。
・理由の2つ目としては、筆記試験終了の時点で面接対策の戦略が決まっておらず、そこから戦略を練るので、面接までに準備時間が足りていないからです。
<レベルが高くないことは多くの受験生にとってはチャンス>
・これは受験生にとってはチャンスです!
・採用試験の倍率は私が働いていたところでは年々下がる傾向にありましたので、質も悪化していた印象でした。
・逆に言うと、少しでも面接のレベルが高ければ、ライバルよりも簡単に良い点数が得やすいということです。
・筆記試験の結果だと採用予定数にラインに入ってなかった人が、面接で順位が逆転することは多々あります!
<面接試験におけるパフォーマンスが悪い受験生は入職後もそのままイマイチなのか?>
・私は人事の立場から採用試験で面接をした学生のその後の動向も追えて、様子を見ていましたが、1割弱くらいは成長し、エース級になるような方も出てきます。
・さらに2~3割も成長し、戦力に育っている感じでした。しかし、残りの受験生は、面接試験のパフォーマンスを引きづったまま、微妙という評価のまま浮上してこない子も多いです。
・面接試験でのパフォーマンスが悪く、最終合格の順位が悪くても入職できるという点で一切の差はありませんが、最初の配属先が期待されている子とそうではない子では変わってきますので、順位が高いことに後々の出世を考えるのであれば、越したことはないです。これにより職業人生は結構変わってきます。
・面接試験の結果は働いた後のことも考えるとかなり大切ですよ!!
<面接試験の対策方法>
◆面接試験の具体的な対策・準備方法を把握する!
・以下の記事でまとめておりますので、ぜひご参考になさってください。
◆面接試験を想定して、想定問答を作成する!
・以下の記事で、公務員試験の定番質問とそのまま使える回答をまとめておりますので、よかったらご覧ください。
◆面接での印象を良くする準備をする!
・以下の記事にまとめておりますので、こちらもよかったらご覧ください。
<まとめ>
・公務員試験の面接試験は、レベルが高くないので、少し準備すれば大きく点数が伸ばせる可能性があります!
・ぜひ効果的な面接対策方法を早めに知って、少しでも良い順位の最終合格をGETしてくださいね!
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