ジョウモンさんの凄さを目の当たりにしてきました(^_-)
今年春にオープンした、豊田市博物館で行わせている、「旅するジョウモンさん」展を見てきました。
縄文時代、縄文文化が流行り出して😁しばらく経ちます。
わたし自身は、実は「縄文意識」とか「縄文の精神に戻ろう」というのは、あんまり興味はないのですが😅
なぜこんなに縄文時代が注目されるのか? そういう背景が見えてくるのかな? と思って見てきました。
展示は、長野の伊那地方で生まれたジョウモンさんが、各地を旅して、豊田に移り住む、その流れをベースに各地の縄文土器をや暮らしの様子を紹介する、という設定になっています。
実際1万年以上前の文時代の人々は、日本の各地を移動していたようで、それは遺跡から出てくるものからも証明されています。
かなりの広範囲でいろいろな情報や物がやり取りされていたようで、土器の様式なども、いろんなところに伝わって、広がっているんですね。
実際に出土した土器がものすごい数展示されていて、これだけ残っているということは、ものすごい数の土器が作られ、使われていた、ということなんですよね。
その大きさや文様の細かさにも驚かされますが、こんな大きさのものを焼く技術があったこともすごいなあと思います。
情報や物事があちこちに広がる、ということは、どこへ行ってもそれだけ安全で、その土地に住んでいる人、そこにやって来る人、どちらも信頼関係ができていた、ということ。
まずは生活が豊かで、平和で、幸せで、お互いに支え合い助け合う精神が各地にあった。
ないと、これほどのものは作れないし、残せません。
そう考えると、縄文時代の人間のレベルの高さはすごかったんだなあ~と思います。
そりゃ、現代の人たちが「縄文精神を目指そう」と言いたくなるわけだ😁
なかなかと考えさせられるものがありました。
「旅するジョウモンさん」展は、8日(日)までの開催です。