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企画メシ最終回。半年を経ても、私は私だった
企画メシに参加するのは、今のタイミングでよかったのだろうか。最終回を迎えてもなお、その問いに「はい」と言うことができずにいた。
ただ、
新しい出会いの中で、
新しい世界を見た。
それはきっと、今のタイミングでよかったのだと、そう思おうと心に決めることしかできずにいた。
半年間の旅路から一夜明け、そんな私にもこれだけは言えると思ったことがある。それは、企画メシに参加してもやっぱり私は私だったということ。
余白がある
解釈しあえる
ゆるやかにつながる
「ああだね」「こうだね」と伝えあっても
そのすべてが正解である
そんな場が好き。私の理想郷でもある。私はそれを生涯を通して考えつづけ、理想郷を理想で終わらせず、少しずつかたちにしていきたい。
私の大切にしたいことや想いは、半年を経てもまったく変わらなかった。
企画メシへのエントリー時、私は壁にぶつかっていた。
心からの「好き」に向き合うことへ罪悪感を抱えている、自分のなかの自分。自分自身が壁となり、どうすればいいのか、暗がりの中に取り残されている胸中だった。
どうすれば、というより、立ち向かう勇気を持てずにいた。今思えば、ただそれだけだったのだけれど。
でもたったそれだけの想いで、企画メシのスタートラインに立っていた。こうなったら環境の力を借りて、背中を押してもらおうと思った。
そして最終回。みなさんの前では宣言できなかったけれど、理想郷に向かって、すでに私は1mmずつ動き出している。時間はかかるし、一筋縄ではいかないだろうけど、それでも私は理想郷を追い求めていくのだと思う。
だって、私は私でしかなかったのだから。
それでもなお、企画メシへの参加が「今」だったのかは分からないまま。正直何年か先のほうが、前のめりに学べたんじゃないかとすら脳裏をよぎっている。
ただこうして、終わってからもゆらいでいること自体が、新しい扉を開けた証なのかもしれない。そう信じて、自分を諦めず、みくびらず、自分の道を自分でつくり、仲間もつくり続けようと思う。
半年間、本当にありがとうございました!すべての出会いと感情に、感謝しています。これからも。