日常と仕事をグラデーションに。その加減に苦戦しています
あっというまに8月になった。猛暑で体も心もやられそうな日々が続いているが、そんな最中に私はまた体調を崩してしまった。
「また」というのは、今年3回目だから。1回目は5月、胃腸炎。2回目は6月、鼻風邪。3回目は7月、扁桃炎からの気管支炎。
大人になってから、こんなに連続で、しかも7月に至ってはなかなか治らないのは初めてだったため、精神的にもダメージを受けてしまった。(健康が取り柄だったのに……)
何かの合図かなあと思うので「そういえば」と思い当たることをつらつらと挙げてみようと思う。これがすべて理由ではないと思うし、むしろ全部違う可能性もあるけれど、なんだか転換期な気がするので書いておきます。
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体調を崩すって、私の場合はそれだけ変化に対応しようとがんばったけど、思うように行かなかったときに怒ることが多い。
変化したことと言ったら、ここ半年強で本格的に日常と仕事をイコールにしようとしてきたこと。
ビジネススクール「アイオライト」に参加しながら、日常を発信に乗せることを繰り返してきた。
その後も卒業生専用のコンサル「オライトの部屋」(今日、オライトLABOに変わってたなぁ)に入って、自分ビジネスについて色々と模索している。
自分ビジネスで夢中になって発信してきたこと。
加えて今までのお仕事＋新たなお仕事が発生したこと。
たぶんだけど、「夢中」がある意味で言い訳になっていて、休んでるようで休んでなかったんだと思う。
ぼーっとするとか、
何もしないとか、
1人の時間を作るとか、
私にとってそれは必要で
今思えば私の軸でもあるなと思う。
実際、子どもの頃お母さんには「休んでほしい」と思っていたし、「私のためだけに時間使わなくていいのに」とすらも思っていたので。
ただ、日常と仕事をイコールにするという考え方を知った約1年前の私は、本当に心が躍っていた。
だからこそ、それを推奨するビジネススクールに入ったわけだし、その世界に足を踏み入れてよかったなと思っている。それにこれからも続けたい。
でも同時に、当初は「私はどこまで日常と仕事をイコールにできるのだろう。そもそもできるのかな？」と思っていたのも事実だった。
なぜなら、すべてをイコールにするのは、私の中で無理が生まれそうだなと予感していたからだ。
仕事にしても、私はひとりで集中する時間が必要で。でも人と会うのは好きだから辞めたくなくて。両方のいいとこ取りをする働き方を選んでここまできていた。(これも、グラデーションの加減かもしれない)
だから、日常と仕事をどこまでイコールにできるかは私にとってチャレンジだな、と。そう思って新しい世界に踏み込んでいたのだ。
◇
意外とできるな、と思った。いや、思っていた。今月の頭くらいまでは。
だんだんと、自分のペースでいいんだよと思いつつできなくなっていく自分がいて、でもそのまま流れに身を任せていたら、楽しかった経験のあとに風邪らしき症状が出て、でもそれは風邪ではなく、扁桃炎であり、気管支炎だった。
思いのほか長引いた。病院を変えても、同じ薬を飲む頻度を増やした状態で処方された。病院の診察結果に違和感はない。ただわかったのは、私の免疫が明らかに下がっていることだった。
あー無理してたんか。やっとそう思えた。
仕事と日常の境目だけの話ではない。
仕事でも日常でも、この人の役に立ちたいと明確な人が現れることが増えてきていた。自分軸を常に念頭に置けたらよかったのかもしれないけれど、おそらく貢献したい欲が勝って、軸が見えなくなって、自分の力が発揮できるかたちではなくなったりした。
この人の役に立ちたいと思えるのは幸せなことなのに、ちょっとずれるだけで自分も相手も無理をしてしまう。そんな世界、私が見たい世界じゃなかった。
◇
私は今まで、noteを書いたり月ごとに振り返りをしたりしてきた。それがよかったと思うのは、その時々で何を思って何をしたか。そのとき調子がよかったのか、よくなかったのか。それがあとからわかるからだ。
日常と仕事の関係性を、私なりに研究したい。その思いは今も変わらない。
でも、今回体調を崩して、色々と思ったのは
私の場合はイコールではなくグラデーションなんだろうな、ということ。
日常で息を吸うようにやっていることがあるとしても、仮に自分のビジネスとして発展させたときに必ずしも心地いいわけではないのかもしれない、ということ。
グラデーションの加減は、そのときどきにやってみて、正解を見つけ続けるしかないのだということ。
なんかもう、これに尽きると思ったのだ。
誰かの正解が、自分の正解ではない。
いろんな要素の組み合わせで、私なりの生き方・働き方を見つけ続けたらいい。
女性はどうせ変化する生き物だ。
見つけ“続ける”のは正直めんどうだけど、その変化する過程を楽しんでいきたい。
それをして初めて、本当の意味でフリーランスを楽しめるんだろうなと思った。
必要以上に体調崩して、
やりたいことができないのは嫌だと心底思った。
8月は、初心に帰ります。
休みの日をあらかじめ確保する。
休みの日に絶対の予定を入れない。
デジタルとアナログを使い分けながら、感情と行動のログを残していく。
自分と周りに敏感に、繊細でいる。その繊細さを活かす。
自分の心地いいを探しつづける。
私、人生は実験だと思っているので、まだまだ実験を続けていこうと思います。