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ぽわ~んに振り切る覚悟【2024年9月振り返り】

9月は、また一皮むけたんじゃないかなぁと思う。


自分で勝手に心と五感にフォーカスするキャンペーン月間みたいなものを始めて、日常のなかでとにかく自分に矢印を向けることにこだわってきた。

「今さら何をやっているんだろうな」と思ったけれど、今までよりも日常的に自分の心に向き合ったり、五感を開放したりを意識していたら、今までがいかに、自分に集中!が「エセ」だったかが分かってしまった。笑


心と五感が自分にとっては大事と分かっていながらも、頭の片隅で「ぼーっとしてばかりではだめだ」とか「頭を使って仕事しないと」とか思っている自分がいたんだと思う。

ぼーっとしていていいのだったらずっとしていたいし、五感を開放していろいろなことを感じとるばかりをしていていいのなら、私にとっては最高すぎる。

この私を、私は認められていなかった。ぼーっとしていて、何になるの?って思ってた(笑)。本当はそうしたかったのに。


でも、私はただただぼーっとしたい、ありのままを感じていたいわけでもないと思っている。

まだうまく言葉にできないけれど、心と五感にフォーカスすると、思考が一旦停止する。すると、頭・心・体に余白が生まれるんだ。私のなかで、これは単なる「余裕」「ゆとり」「ゆるみ」ではなくて、変化するための余白なんだと思う。


やりたいことがあるとき、
いいこと思いついた!というとき、
「これ一緒にやらない?」と誘ってもらったとき。

「やりたい!」と言える余白を常に残しておきたい。


私は器用ではないし、体力があるほうでもないので、頭も心も体もパンパンでカツカツな状態だったら、「やりたい!けど・・・」と悩んだり迷ったりしそう。実際、会社員のときの私がそんなかんじだった。今思えば、それは私の軸じゃなかったんだろうなと思う。


それに、余白があるとき・ゆるんでいるときって、いいこと思いついたり、直感が働いたりしやすい。私はよく、湯船に浸かっているときとか、寝る直前とか、散歩しているときとかにふと、「あ、あれって〇〇じゃない?」って閃くことが多い。

心や五感にフォーカスして得られることって、「素直さ」なのかな。ただいま、言語化中。


やりたいことがあると、無我夢中でガツガツと猪突猛進になりがちな私は、よく周りから「中身は武士だよね」と言われてきた。うん、そうだったと思うし、武士になっていたおかげで色々なことを乗り越えて、今があると思う。


でも、もう武士で突っ走る私は手放そうと9月に決めた。

そうしたら、今まで以上に目の前にある幸せや豊かさを感じることができて、ぽわ~んと満たされている感覚がある。表現しにくいなぁこれ。でも、自分の感覚は確かなので書いておきます。


ぽわ~んと満たされる状態に舵を切っておもしろかったのが、仕事が増えたこと(笑)。結局、ガシガシと仕事もしている(笑)。私の役割、生き方って、ぽわ~ん方向だったのか〜ともう降参せざるを得なかった。

チャレンジする仕事の一つ、森の芸術祭のオフィシャルツアーガイドでは、運営側のみなさんとコミュニケーションを取ることも多くなった。


印象に残っているのが「目の前にある豊かさに気が付く。そのきっかけをつくるのが、この芸術祭なんだ」という話。

あぁ、この仕事も軸でしかなかったんだと思った。これを伝えられるって、なんて幸せなのだろうと思っている。芸術祭だけでなく、これから私が生きていくうえで全うする方向が、見えてきた気がした。


正直、10月はすでに忙しいことが目に見えている(笑)。でも、心と五感にフォーカスする暮らし方・働き方なら、予定がたくさんでもアップアップしないんだろうなと思っている。

ただ、もっともっとぽわ~んの感覚に振り切れそうなの。もっと遊びたい。仕事だったとしても、遊ぶように働きたい。10月も実験!面白くなりそう〜。


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