#1 気づき:集中力と興味関心
9週間での気づき
練習をやるにも毎回のグループ分やグラウンドの使い方など全体のデザインが必要なんだなぁと感じています。
休み時間(順番で待つ時間)をいかに減らして、また次のトレーニングに繋げていくかを考えて、実践してみて、上手く行かないときはすぐにやめて次のトレーニングへ。
休憩時間によって集中力なくなることも担当するようになり実感。
つまり「子供たちに集中力がない!」ではなく「コーチのトレーニングメニューがつまならいからだ!」と思います。
ラグビー関連のジュニア指導に関する情報は少ないので、同じフィールドスポーツであるサッカーの情報は参考をしながら、次回も「スマイルをゴール」に!
以下【サカイク】より抜粋
「「指導とは“教えない”こと」池上正コーチが語るジュニア指導の心得」
<練習時間について>
Q「練習時間がJFAの規定より長いことで選手たちへの弊害があるか教えて」
<池上さんのアドバイス>
ご相談ありがとうございます。
サッカー協会のキッズハンドブックで説明されていることは正しいです。
ただし「その程度」ということで考えましょう。
短かくなるぶんはいいのですが、延長する度合いは気をつけてください。
私が目安にしているのは、小学生の低学年は60分で十分です。
土日の休みの日でも60分でいいと思います。
■練習時間の長さよりも休憩時間の長さなど、拘束時間を意識しよう
課題があるとすれば、時間の長さよりも休憩時間の考え方です。
町の少年団やクラブの練習を見ていると、休憩がたくさんあります。
しかも、一度の休憩が長い。
水分補給はもちろん必要ですが、いったん座り込んでしまうと立ち上がるまで時間がかかります。
多くのチームが、コーチが「おい、始めるぞ」と一度声をかけるまで自主的に集まってきません。
次は何をやるのかなと準備するのではなく、言われるまで集まりません。
そのようなタイムロスをなくせば、全体の練習は60分から、高学年でも90分で十分やれるはずです。
そうでないと、いつまでもだらだらとコートにいることになります。
長時間練習によるスポーツ障害の心配というよりも、子どもたちの生活時間を奪ってしまうリスクを大人はもっと考えなくてはいけません。
例えばサッカーの練習が1時間かっちりで終われば、家族で遊びに行ったり、買い物やレジャーも楽しめます。
もっと家族でいる時間を増やしてほしいと私は常々思っています。
特に、低学年は、自分の体がしんどくなれば、勝手に力を抜いてしまいます。
大人がけしかけても体は動きません。
よく「集中力が足らない」と子どもを叱っている大人がいますが、子どもの場合は集中力というよりも「興味があるかないか」で取り組み方は違ってきます。
興味が持てればどんどんやる。
ただ、そうなるとやりすぎてしまいがちです。
「やりすぎてはいけませんよ」
指導者や親御さんにそう言って警鐘を鳴らすと「いや、子どもがやりたいというので」とおっしゃいます。
そこにブレーキをかけてあげるのが大人の役目です。
「楽しいのなら、これくらいにしておこうか。そのほうが上手くなるよ。また来週ね」と説得してください。
それが子どものためなのに、「楽しいなら、もっとやるか」と単純な思考になっています。
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