
アンチ・マイナンバーカード?
こんにちは。
先程、Y!ニュースを見ていて、思ったことを書きたいと思います。
僕自身、マイナンバーカードは開始されてすぐに申請して持っています。
これのおかげで住民票もコンビニで取れるし、確定申告も家ですべて完了させることができています。
もちろん、今回もすぐに寝転びながら申請完了です。
2年くらい持ってますが、特段、デメリットも嫌な思いもしたことはありません。メリットばかりです。
強いて言うなら、紛失のリスクがあることですかね。
ま、それは免許証も保険証も同じですが。
僕の意見としては、現行システムでは、持たない自由もあるわけですので、嫌な人は持たなくてもいいと思っています。義務ではないですからね。
持ちたい人は持てばいい。
もちろん、ある事柄についてメリット・デメリット双方が存在するのは当たり前です。それがわかった上で判断しているのだから、いいですね。
マイナンバーカードを持つことを決断した人は、電子化の渦中に入りますので、こういった際に利得を得ます。当たり前。
マイナンバーカードを持たないことを決断した人は、従来どおりの手法を好んだのだから、従来どおりの処理をします。当たり前。
これ、オンラインバンクが一般人でも使えるようになった時のデジャブに感じました。僕は高校生くらいでしたか、、、!?
祖父が銀行振込のために、バスで駅前の銀行まで足を運び、ATMの前で30分くらい行列をなし、、、みたいなことを月3,4回しているのをみて、オンラインバンクを勧めました。しかしながら、祖父はそれを受け入れず、しんどい思いをしながらそれを続けた。流石に数年後には、体も持たなくなりオンラインバンクを始めました。で、「もっと早く始めておけばよかった」と言ってました。
話を戻して…
マイナンバーカードを持たない自由も許容するようなことを前段で書きましたが、それは自由の観点からで、僕自身の考えとしては、納税者としてマイナンバーカードを使わないことによる行政コストについても考えてほしいと思っています。
もちろんこの反論として”システム構築コスト”をあげる方もいるでしょう。
そのとおりですね。システム構築に巨額が注ぎ込まれていることでしょう。
構築前の議論において、反対することは至極まっとうだと思います。
しかしながら、今はすでに運用フェーズ。
良し悪しは別として、すでに構築され運用されているシステムがあり、それを利用することにより行政コスト(人件費)が下げられることがわかっている時点で、納税者としての賢明な選択は、そのシステムを利用することではないでしょうか。
持たないことの選択はそのコストを小さくするものではないことを理解してほしいと思ってます。
コロナ渦においては、個人と公の関わりについて考えさせられることがたびたびあります。これもその一つでした。
なお、マイナンバーに反対の意見の大きなものとして、セキュリティや行政情報の一括化、漏洩、情報の扱いからのものもありますね。
それはそれで別の話ですから、また今度、私見を書きたいと思います。