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人の振り見て我が振り直せ

妻が毎回行く美容院の話。前回行った時にかなり腹を立てていたので話を聞いた。

彼女は予約時刻に間に合うように店に到着。彼女の担当はまだ前の客の施術中で彼女のスタートがかなり押してしまったそうだ。
ところがその担当は妻を待たしていることは分かっているはずなのに、前の客の対応を急ぐわけでもなく結果としてかなり遅れたらしい。

そして今日。彼女はまた予約時刻に間に合うように店に到着したが、また前の客に接客中、今度はそれほど待たない感じらしいのだが、シャンプーの説明を普通にしていたとのこと。余程腹が立ったのだろう、わざわざSMSで私に知らせてきた。

前回かなり待たせてしまったということを店側が真摯に受け止めていたら、今回はどうだったのだろうか。

この場合、店のスタッフには「多少遅れるのはケースバイケースであり得る、だから仕方ない」という考えがあるのだと思う、きっとそうだろう。

美容院は世の中にたくさんあって、イヤなら店を変えれば良いと言う意見もあるだろう。
だが、美容院での施術は自分の好みや髪質など、それを共有するのが結構手間で、本当なら店を変えたくない、担当を変えたくないというのが一般的と思われる。
だから変えることが難しいことを知った上で「嫌なら来なくていい」と思っている、そんな傲慢さが見え隠れしているように感じる。

そもそも予約制を取るのであれば、それは店側のコミットメントなのだから守るのが当たり前だ。

私はBtoBビジネスの世界で生きていて、外部に業務委託することもある。発注元だ。打ち合わせに遅れたりする業者についてはいくらその提案内容が良くてもお断りする。時間が守れないと言うことは信用できないからだ。

社内の会議(最近は大抵web会議だが)も同様だろう。打ち合わせが連続している時は遅れることが私にもある。今回の妻の件は反面教師で、自分の行動を振り返るとともによくある「5分前行動」を肝に銘じよう。

おまけの話だが、最近はweb会議が多く、RFPを出してその提案もweb会議の場合が多い。とあるベンダーがその提案時のweb会議でカメラをオフのまま提案を続けた。対面の提案だった場合、顔を隠して提案するだろうか?
そのベンダーの提案は価格も含めてまあまあの内容だったが、そのカメラがオフという理由で選考から落とした。ありえない。提案内容以前の問題だからだ。

人の振り見て我が振り直せ。

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