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家は何の<いれもの>なのだろう?

幼い頃、母親は仕事をしていて迎えに遅れることがよくあった。友達が一人ずついなくなっていく中で母を待つ心細さより何故自分は一人で家に帰ることを選べずにただ待つことしかできないんだと、選択肢のない無力な立場にいることへの苛立ちが大きかった。

<いれもの>が無くなった時、中身がはじめて何か気づいた。


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