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あわい輪郭

写真を撮る。
その時にその写真には名前、つまりタイトルはついていない。(仕事では別だ、仕事は依頼があって撮るものだからタイトルありきで撮ることの方が多い。)

展示をする際、その前段階で写真を編む際、写真にはタイトルが与えられる。扱う文脈や社会的な写真が持つ作用の中で意味が与えられていく。それが写真の面白さや複雑さだと思うし意味のある行為だと思うけど、たまにふと何の名前もつけようのない、フレームとしてではなく<写真>そのものが持つあわい輪郭に惹かれることがある。


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