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Numbersで家計簿(iPhone編) - ⑫ フィルター

一月分のお買い物のリストを作成しただけでは、家計簿を付ける意味の半分でしかない。一月分の総計を求めたり、分類したりして、どのような商品にいくら使っているのかを確認し、把握することが家計簿の本来の目的にとって重要である。家計簿は、自分の使うお金の管理だからである。このように最後に集計することで、将来の支出の合理的な計算と予測が可能になる。

Numbersは、そのような目的に沿うような機能がいくつか用意されている。その一つがフィルター機能である。この機能を使えば、家計簿から特定の条件に合う項目のみを表示する。

フィルター機能を使って、今月の買い物から5000円以上する商品を調べてみよう。

  1. 対象となる表をタップして選択し、画面最上部の右ふちから2番目にある「㊂」という「整理」アイコンをタップ(多分、長いものから並び替えるという意味の絵)

2.出現するダイアログの最上部に表示される三つのタブから「フィルタ」というタブをタップして選択

3.表示されるパネルの「フィルタを追加」というメニュー項目の右ふちにある「+」をタップ

4.新しく表示される「列を選択」というダイアログから必要な見出し項目をタップして選択

5.新しく表示される「ルールを選択」というダイアログの最上部に表示される緑のタブから「数字」をタップして選択

6.「数字」というパネルで表示されるメニュー項目から必要な項目、例えば、「…以上」や「…より大きい」をタップして選択

7.「ルールを編集」というサブメニューの画面に移行するので、必要な数値を入力(例えば、「5000」)

8.「完了」をタップすると、このダイアログが消え、家計簿の中から設定した条件に一致する項目の一覧表が作成されている

9.終了したい時には、再度、「整理」アイコン「㊂」をタップして、「表をフィルタ」というメニュー項目をタップしオフにする


このように簡単な作業で、一定額以上の出費を確認することができる。



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