Dock - ② Dockのカスタマイズ
Dockは、「システム設定」にはない方法で、アプリのアイコンの間に空白を入れたり、スタックとゴミ箱の間に空白を入れたりできる。
システムに近いアプリと通常のアプリとの間にセパレートを入れたり、ゴミ箱だけ離しておくと、分かりやすい。
試してみよう
Terminalを起動して、次のコマンドを入力する(iPadからコピペを使うとき、'-'が省略されるので注意)
defaults write com.apple.dock persistent-apps -array-add '{tile-data={};tile-type="spacer-tile";}'
2. 最後にリターンキーを押し、次のコマンドでDockを再起動する
killall Dock
ここでも最後にリターンキーを押す
アプリ領域の左縁にスペースが作成されている。
これを必要な箇所までドラッグ&ドロップしよう
綺麗に整理できた。削除したいときには、普通のアイコンのように上にドラッグ&ドロップする
同様のことは、履歴の左側の「その他」の領域でもできる。ここでは空白をゴミ箱の横に置いて区別しておこう
Terminalを起動し、次のコマンドを入力する(iPadでコピペする場合、'-'がs表略される場合があるので注意)
defaults write com.apple.dock persistent-others -array-add '{tile-data={};tile-type="spacer-tile";}'
2. 次のコマンドを入力して、リターンキーを押す
killall Dock
ゴミ箱の横にスペースが作成される
配置できるアプリのアイコンは少なくなったが、かなり見やすくなる
次に、起動中のアプリのアイコンは、使用中のドットがアイコンの下に付くが、さらに非表示のアプリを半透明にして、一目で分かるようにしよう
Terminalを起動し、次のコマンドを入力して、リターンキーを押す
defaults write com.apple.dock showhidden -bool true次のコマンドを入力して、リターンキーを押し、Dockを再起動する
killall Dock
すべて表示されている場合には、何の変化もない
4本指でタップして(あるいは他の方法で)すべてのアプリを非表示にしてみよう
起動中のSafariとTerminalが、非表示にされるとともに、Dockのアイコンが半透明になっていることが分かる。
即座にありがたみは感じないカスタマイズだが、色々と作業をしているときに便利になるかもしれない
例えば、Safariのウインドウでブログを書きながら、YouTubeも使いたい場合、ウインドウを二つ開いておくと便利である。
Stage Managerを使用していれば、ウインドウの切り替えはタップ一つでできるが、QuickTime Playerで画面録画して、YouTubeに投稿する場合、隣のスペースで両方を使う方が機能的に分かりやすい。
次の方法を用いれば、Dockのアイコン上のジェスチャで両方のウインドウを表示し、指定したウインドウをデスクトップの中央に表示できる
Terminalを開き、次のコマンドを入力後、リターンキーを押す
defaults write com.apple.dock scroll-to-open -bool trueDockを再起動するため、次のコマンドを入力し、リターンキーを押す
killall Dock
DockのSafariのアイコン上を2本指ですワイプアップしてみよう
Space1とSpace2に置かれていたSafariのウインドウが表示され、YouTubeの方をタップすれば、Space2に移動して、そのウインドウを表示する
元に戻すには、2本指でスワイプ・ダウンする
Dockに空白を挿入して、見やすくしよう
Dockのアイコン上で2本指のスワイプ・アップでExposéを使ってみよう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?