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サブカルる①



鈴木清順 生誕100年記念 SEIJUN RETURNS in 4K

本日は鈴木清順4Kから『陽炎座』を鑑賞。
初・元町映画館にて本日より開始。
私的文化的生活を始めた頃にエログロ系の何かしらにハマっていたときに鈴木清順作品に影響を受けた。

特に『ツィゴイネルワイゼン』は一番見た作品だけど、『陽炎座』は松田優作のイメージのみ。
声フェチでもあるわたしは、低音の声がスピーカーから聴いてみたいと選んだ。

ネタバレはしませんが
私的に勝手に映画語りです。

正面から切り取る構図で
絵画をスライドショーのように切り替えていく
音も裏打ちのように
無音とノイズがくりかえされ
違和感と、不協和音的な不気味さが雰囲気を醸し出す。

松田優作の
挙動や電車の中での揺れに反応する演技が良い。
夢と現を行き来する、正常と異常を行き来する。
 いつの間にか、自分が見ている側から中に居るものに変わったように錯覚する。呼吸するのを忘れるほどに引きずり込まれる鈴木清順世界。

ことばにすると薄くなってしまうけれど、実際に触れてほしい映画。


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