肩インピンジメント~前上方・応用~
みなさんこんにちは!
志水です(@echohuku)
今回は前回の「肩インピンジメント~前上方・基礎~」の続編である【応用】について書いていきます❗
まだ読んでいない方はまずこちらを読んでください↓
https://note.com/ko_huku/n/n6fe6396771f8
今回書いていく【応用】とは
”評価・介入”部分が主になります。
早速本題に入っていこうと思うのですが、その前に
前回の記事で訂正する部分(若干誤りがあったのではないか?といったところ)があったのでそちらをサクッと済ませます。(前回の記事を編集・修正してもよかったのですが、肩インピンジメント症候群には捉え方がいろいろあると思いますので、敢えてそのままにします。混乱させてしまったらごめんなさい^^;)
まずこちらをご覧ください↓
肩インピンジメント症候群をチャートで表すとこのような形になるのではないかと考えています。
肩インピンジメント症候群をまず大きく,エクスターナルインピンジメントとインターナルインピンジメントに分けます。
次に,エクスターナルインピンジメントを肩峰下インピンジメントと、烏口下インピンジメントに分類することができて、
インターナルインピンジメントは前上方インピンジメントと、後上方インピンジメントとなるといったように考えることができます。
(※このあたりの論文から分類を考えました👇)
これらを考えると前回の記事で解説した
前上方インピンジメントは烏口下インピンジメントと「pulley lesion」に分類される
といったものは少し違うように思えます。(インピンジメントが生じる場所・方向としては類似していますが、組織損傷が関節包外・関節包内といったような考え方で分けると異なってくる可能性があります。)
一般的に前上方インピンジメントは「関節包内」の組織損傷が生じるものを指すようなので、今回の記事では烏口下インピンジメントについては省いて、pulley lesionについて述べていきたいと思います。
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