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1人時間が何より大事な私に、赤ちゃんが生まれたら
仕事終わりにふらっとドラッグストアに寄って化粧品チェックしたり。
休日は昼前に起きて遅くまでやってるモーニングに行って、その後は本屋をハシゴしたり。
思い立ったタイミングで資格試験に挑戦してみたり。
そんな時間とお金を自由に使える生活に終止符を打ったのが、「赤ちゃんの誕生」だった。
「子どもがうまれたら、自由に動けない」
そうは聞くけれど、外出して辺りを見渡せばファミリーばかり。別に子どもがいても、やり方次第ではなんとかなるってことでしょ。
そんなふうに思っていた。
実際に育児が始まってわかったのは、ひたすら泣いてる乳児を抱えて「そんなのムリ」。
なんなら、自宅のトイレですらちょっと急ぎ気味。
つまり、一人時間なんてないのも同然。
この生活に慣れるまでの最初の3か月が、私にとって精神的苦痛だった。
もちろん、赤ちゃんを望んだのは自分だし、育児をしている中で、これまでにない幸せを感じる瞬間も沢山あった。
でも、趣味の語学や読書に割ける時間もほとんどなく、お洒落をして街歩きで気分をリフレッシュすることもできない。今まで心の支えになっていたものが何処か遠くに行って、自分が自分でなくなってしまうような感覚だった。
もやもやした気持ちを整理する時間もなく、体は疲れ果てて毎晩強制スイッチOFF。
そんな日々を過ごしながら、まもなく生後4か月。少しずつこの生活リズムにも慣れてきたと感じる。
確かに以前のような形で毎日を充実させることは難しいけれど、今の私のやるべきことは、この子を育てること。
1日をやりきったら、それだけでもうハナマル◎うまいこと自分ジカンを作れたら、ラッキー!
まだまだ母親としては未熟だけれど、我が子と共に成長していけたらと思う。