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これまで、現状、これから。

初めてのnote、読んでもらえたら嬉しい。


「なんとかやれるやろ」と軽い気持ちで入学した高校サッカーも気づけば3年生の夏を迎えようとしている。

1年生の頃から全く試合には絡めず、ただただ練習と練習試合に明け暮れる2年間を送ってきた。2部リーグにやっとベンチに入れたと思っても結局、合計出場時間は5分。

そんな中でも、持ち前の人としての信頼は得てきたつもり。2年生の頃には、スーパープリンスの順位決定戦のヴィッセル戦、選手権の大阪決勝の阪南大高戦に帯同させてもらったりと人より経験は積ませてもらってる。
学年の代表としてずっとやってきて、3年生になってキャプテンにも選ばれた。(今年はキャプテン3人体制でそのうちの1人として。)
この時思ったのが、

「試合に出れないキャプテンになりたくない。」

その時既に、内転筋の怪我に苦しまされてた。復帰できたのはプレミアのメンバー登録の終わった3月中旬。もちろん、メンバーからは外れ、競争すらもできないような状況だった。それでも6月にある追加登録のために頑張るしかなかった。

練習からメンバーが分けられ、心·技·体どこを取ってもレベルが高いとは言えない中でなんとか「自分だけでも」と思って取り組んだ。
プレミアも試合を重ねて、インターハイが近づいてくるとAチームの練習に入れてもらえるようになった。

そして迎えたインターハイ。
高校サッカー生活で初めてAチームの公式戦のメンバーに入れた。それだけでも進歩だった。でも、出場はなく、緊張と不安の中、ベンチから試合を見ていた。

準決勝、近附戦。
PK戦の末、勝利し、全国出場が決まった。
涙が止まらなかった。今までやってきたことが一気に蘇ってきた。そのまま、大阪で1番を取ることができ、ここから全国に向けて頑張っていこうと思っていた。

6/25(土)2部リーグ ヌヴェール戦。
試合終了間際、ヘディングの時に同じボールにヘディングしに行った味方の頭が頬に当たって、眼窩底と頬骨骨折。この瞬間全てが崩れた気がした。何もやる気が起きず、全部どうでも良くなった。インターハイもほぼ絶望的。

それから1週間、まだ決断には至ってないが、いろいろ考える時間が出来た。今やるべき事も少し明確になってきた。
そこで考えたことの内の1つ、それは「自分のやりたいようにやる」ということ。
これまで他人からの目線、評価ばかり気にして生きてきた自分にとってこびりついた考え方を払拭するのはなかなか困難ではあると思うが、自分がワクワクする方へ、やりたい方へ行動していこうと思う。
この先長い人生、サッカーだけが全てではないし、今関わってる人が全てでもない。もちろん、大切にはする。だけど、そこにばかり固執しないようにする。新しい世界を沢山見ていかないといけないし、自分の可能性も広げていかないといけない。

まずは、高校サッカーをやりきるということ。
もちろん、ピッチに立って大勢の観衆の前でプレーできる以上のことは無い。それに向かって120%を尽くす。それが叶わなくても価値ある時間にする。多くの人が「高校サッカーに戻りたい」と言う。どれだけしんどくても辛くても、それ以上に価値のあるものだということ。失ってから気づくのでは遅い。

残りの約半年頑張ります。
そして、人として魅力的になれるように。


長々とした文でしたが読んでいただきありがとうございました。

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