クリンチワーク【技術】
おはよございます。
アマチュアボクシング全国大会二冠、プロボクシングで日本二階級制覇の実績と日本トップで戦い抜いた20年のボクシング知識をより多くの人に知ってもらうメンバーシップと基本を重視しながら戦略面も含めバランスの良いボクシングを伝えるボクシングレッスンを行っている小原佳太です。
今回の記事では【基本のクリンチワーク】としてクリンチワークの練習方法を紹介します。
反則?
クリンチは技術です。
日本人の真面目な気質上「クリンチは反則だ」という認識がありますがクリンチはルールに認められている歴とした技術です。
ボクシングもルールではクリンチに関係なく【攻撃の意志がない防御】、ブロッキングでもクリンチ、フットワークですら反則をとられますが【攻撃に繋がる】相手の攻撃を切るためのクリンチはルールで認められた技術です。
テレビなどでクリンチが注目されるのは攻撃を受けてピンチに陥った選手が対戦相手にしがみつき逃げる反則のクリンチなので【打ち合い】を美化し拳闘のイメージが強いと反則と見てしまいがちなクリンチ。
クリンチは教えられることが少ないですがピンチの一時的な凌ぎ方、防御の技術としてクリンチを学ぶことは重要です。
小原佳太が薦めるクリンチの練習方法ですが、この技術を僕に教えていたいただいたのは当時のトレーナー射場哲也さん(現reboot gym会長)ですが海外での練習など数年かけて小原式クリンチ技術は向上しています。
参考映像
それでは基本のクリンチを紹介します。
相手と向き合った際に
・相手の攻撃を切ることなので相手の脇に腕を入れる
・相手の腕を上から掴む
を行い
・相手と胸を合わせる
ことで相手の状態浮いて攻撃できる体勢を崩します。
最後に ・ロープに相手を押し込む ことで有利な立ち位置で離れる。
ポイントは
・脇に腕を入れる
・相手の腕を掴む
・胸を合わせる
・相手をロープまで押す
・有利な位置で離れる
です。
相手の胴体に腕を回して抱きかかえるクリンチの方法は攻撃されるので危険なので修正するべきです。
クリンチの応用
基本のクリンチの次にクリンチの応用。
組み付いてレフリーのブレイク(離れる)を待つのではなく、相手に身体を寄せて攻撃をする体勢を作らせない技術を紹介します。
試合映像
実際にクリンチ技術を活用して接近戦に付き合わずに勝利した試合を私自身の解説付きでご覧ください。
解説が邪魔でしたらオリジナル映像をご確認ください。
メンバーシップ
今回の記事のようにボクシングの試合で勝率を上げるために必要な知識やボウシング用語解説、ボクシングレッスン映像などを紹介しているメンバーシップを是非ご覧ください。