プロボクサーとして300万は稼いでいた。

おはようございます。
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 今回は「ボクサーは稼げない」と言われるお金事情、小原佳太の実例を紹介します。

ボクシングは不人気なのか

 先日公開されたA-SIGNの映像にてタイトルは【ボクシングは年収1億を目指せるのか?】でもファイトマネーの話があったのでこの記事を書きました。
この映像で私の最後の試合のファイトマネーも出ていました。

稼げない?ボクシング

 数年前までボクシングは稼げないと多くの人が思っていた。
もちろん世界王者は別として日本王者でもアルバイトを掛け持ちしている選手は少なくなかったので稼げないと自己憐憫、自分をかわいそうアピールする選手もいたので多くの方は稼げない印象を持っていた。
 現在印象が変わったわけではないが、井上尚弥選手や村田諒太さんの活躍で大きな舞台が用意されたこともあり大きな舞台に上がるトップ選手のファイトマネーは上がった。

 格闘技の聖地と言われる後楽園ホールではデビュー間もない選手から日本王者まで試合を行うが、ここで試合を行う選手達に支払わられるファイトマネーの決まりに変化はないが待遇は良くなっている。
 プロボクサーはジムからマネージメント料を引いたファイトマネーを受け取るが数年前までこのマネージメント料を大きくとるジムが横行した為に選手に回るお金が少なかったのがプロボクサーが稼げない原因の一つだった。
しかし、JBC(日本ボクシングコミッション)が契約書を一新したことにより移籍が可能になったことで横暴なジムには選手が少なることに繋がりファイトマネーをはじめとする選手の待遇は良くなった。
 そして、SNSが広がったことにより横暴なジムの情報は広がったことは良い流れだと私は思う。 

日本王者時代

 ここからは小原佳太のプロボクサー時代のファイトマネーの話。
コロナ過を経験して後楽園ホールの座席数が半分になり、それに伴いチケット料金の変化があるのでコロナ過前後に分けて話をします。

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