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リレーコラム:対義語 (鈴木)

対義語とは、
「意味が対象になる言葉」のことだそうで。

対象になる言葉って、

背中合わせだから混ざり合うのも容易いと思うのだ。

例えば「好」と「嫌」について。
(「好きの反対は無関心」はちょっと今はおいといて)

これはよくある。
「ムカつくアイツのことを気付いたら好きになってた。」
これって最初が「嫌い」だからこそ、妙に気にかかっていつの間にか「好き」になって大大変気持ちが盛り上がる。

この「嫌いなのに好き」パターンは、一種の歪んだ愛情だと思うのだが、かなりの粘り気とパワーを生み出す。
「〇〇くんなんて大嫌い!!(でも好き!!)」みたいな拗らせおなごの代名詞。

あとはアンチファンなんて呼ばれてる人たちもその類だろう。
こっちは好きすぎて→嫌いになっちゃったパターンで、その監視スキルと地の底まで追いかけていく粘着力と情熱ったらないだろう。

よくいるアンチさんで、例えばSNSで全投稿に「4ね!」とか嫌なことを書き込んじゃう方。それってもう全部の投稿チェックしちゃってしかも書き込むというひと手間までしているのだから、裏返しの気持ちを行動で体現しちゃってるって思う。

上記どっちも言われてる方はたまったもんじゃないと思う。

好きなのに嫌なことをしてしまうということについては、私も心当たりがあり、

その昔、好きな男がファミレスでクリームソーダを頼んだ時に、クリームソーダを頼んだことをいじり倒して帰らせてしまったことがある。高校生の時だ。あれは反省している。

好きな子にいじわるしちゃう少年のような精神はいつになっても困る。

「甘じょっぱい」食べ物の人気も不動だ。

ゴルゴンゾーラチーズにはちみつがかかったピザを食べたときにはうますぎて脳みそが「ギルティ!!!!」と叫んだ。あ、背徳的なのか。

そういう風に相対するものが混ざると、感情の強度がかなり増すよなあと思う。

人の脳みそって、反対の要素が絡見合うと何かしらバグるんだろうか。あらぬ方向に。

手のかかる子ほど情が沸く

いやよいやよも好きのうち

ちょっと痛いのが気持ちいい(?)

とかとか。先人はわかってらっしゃるのだ。


何が言いたいのかわからなくなってきたのだが、

ただ好きな子にはちゃんと「好き」って言った方がいいよ。

ということはお伝えしておきたい。


次は花岡さん「ギルティ!」で。


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